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店主からの一言


ご訪問誠にありがとうございます。

当店では海外から輸入したヘヴィ・メタルのCDを取り扱っております。その性質上、日本のバンドの作品がほとんどなかったり、アンダーグラウンドな作品がメインなことから有名なバンドの作品はほとんどありません。地道に活動しているマイナーなバンドの作品を多めに取り揃えておりますので、そういったアーティストに興味のある方にはお楽しみいただけるのではと思います。ぜひご覧くださいませ。

また、在庫は稀に同一タイトルで複数点あるものもございますが、基本的にはそれぞれ1点しかございません。仕入れも頻繁にはいたしませんので再入荷もほぼ無いか、数か月〜数年単位で間が空きますのでご注意くださいませ。

当店はかつて中古CD店としてスタートし、その後輸入CDのみとなっておりましたが、今後再び中古CDの取り扱いをしていくことにいたしました。現在メタルのCD買取も実施しております。ぜひお売りくださいませ。

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▲ENMITY / Demagoguery

・盤質:A 多国籍 デス・メタル’22年 1st 輸入盤【本来プレスCDっぽいのと、ジャケットが歌詞カード無しの厚紙1枚なところ、かつ規格番号が調べても出てこない値なのでもしかしたらプロモ盤の可能性があります。予めご了承くださいませ。】


▲EKKET-FAUG / Reaching Lichdom Supreme

・盤質:B ベルギー 個性派メタル 輸入盤


▲DETESTATION / Gut Her Gutter

・盤質:B US ブルータル・デス 詳細不明(15曲) 輸入盤


▲DESTROYER ATTACK / Solve Et Coagula

・盤質:C エクアドル デス・メタル’18年 2nd 輸入盤


▲DEPRESSION / Legions of the Sick

・盤質:C ギリシャ ちょいプログレッシヴ・メタル’04年 2nd 輸入盤【前作では気になったペラッペラの音質が大きく改善!さらに哀愁全開ながらも親しみやすくはなかった歌メロも随分と分かりやすくなりました。ただ曲が短くなって曲構成もシンプルになった結果テクニカル・メタル度は減退。テクニカルさはギター・ソロに現れるくらいです。叙情メロディック・メタルといった趣の作品。】


▲DARK GOD / Cremation Of The Saint

・盤質:B チリ デス・メタル’19年 1st 輸入盤


▲DARK CELEBRATION / Phlegeton The Transcendence of Demon Lords

・盤質:A ブラジル メロディック・デス’09年 2nd 輸入盤【メロディックな刻みリフとトレモロ・リフを駆使したメロディック・デス・メタルを基本にしつつ、トレモロ & ブラスト等で所々メロブラ的な雰囲気も醸し出すサウンド。クサみの強い正統派メタル/メロパワ的なギター・フレーズも飛び出してくるところが特徴的で、特にメロパワみたいなクサいハモり・リフとスネア裏打ち疾走のイントロを持つTr.2のインパクトは強烈です。】


▲BOWELS / We Don'T Go The God'S Way!

・盤質:A ウクライナ メロディック・デス’93年 2nd Demo(6曲9分ほど) 輸入盤【EPやスタジオ・フルは出せずに改名するも、改名後もEPやスタジオ・フルは出せずに解散したバンド。汚い音のデス・メタルを基本に、Tr.4はほんのりメロディックなリフで初期メロデス風なところが興味深いところです。】


▲CASTIGO / In Mortem Aeternum

・盤質:A アルゼンチン グルーヴ・メタル’17年 1st 輸入盤


▲BELLICUS DAEMONIACUS / Sinistras Manifestacoes

・盤質:B ブラジル ブラック・メタル’19年 2nd 輸入盤


▲ATHOS / Crossing The River Of Charon

・盤質:B ギリシャ 独りブラック’08年 2nd 輸入盤


▲BELARUS BEAVER / Symphony Of Fallen Trees

・盤質:C スウェーデン デス/グラインド’22年 3rd 輸入盤


▲BITCHEATER / Worship of Satan

・盤質:B 日本 ブラッケンド・ハード・ロック’21年 1st 輸入盤【リフは普通に'70年代的なハード・ロックながらブラック・メタル的なしょぼくれた音質の中でダミ声歌唱に掠れデス声シャウトを混ぜたヴォーカルが印象的なブラッケンド・ハード・ロックとでも言うようなサウンド。】


▲NEOCHROME / Downfall / Collapse

・盤質:D ハンガリー ブルータル・ブラック’07年 2nd 輸入盤【ドロドロした高速の低音リフとブラスト・ビートはブルデス的ですが、不穏な高音トレモロ・リフと2ビート/ブラスト・ビートとの組み合わせはブラック・メタル的なまさにデス/ブラックといった感じのサウンド。総合的にはブラック要素が濃いのでBEHEMOTHやBELPHEGORのようなブルータル・ブラックが好きな方にオススメしたい作品。全編疾走感やブルータリティに溢れており非常にカッコいいです。】


▲TESSTIMONY / Gospel Of Judas

・盤質:D ハンガリー メロディック・デス’07年 3rd 輸入盤【前作はほんのりメロディックなサウンドでしたが、今作はTr.1冒頭から完全にメロデスと言えるくらいに叙情的。叙情的なギターのリフはもちろんのこと、何気に裏でメロディックに動き回っているベースが聴き所。今作もまた'90年代中盤〜'00年辺りくらいを思わせる音作りをしており、よりスウェディッシュ・メロデス的なサウンドで、疾走感も若干強まったのがポイント。】


▲PROFANITY ANGEL / Holy Thrones Abolition

・盤質:D ポーランド ブルータル・ブラック/デス’22年 1st EP(6曲20分程) 輸入盤【グロウルとガテラル・ヴォイスで喚き散らすヴォーカル、乾いた音で2ビートとブラスト主体に爆走するグラインドコア寄りなスタイルのドラム、ノイズ成分多めの汚い音で不穏な低音高速リフを刻むギター、ベースによる、幾分ブラック・メタル色もあるブルータル・ブラック/デス。実にポーランド産らしいブルータルさです。】


▲MORTUO / Old Memories of the Past

・盤質:D ブラジル 独りブラック’15年 1st 輸入盤【Rawな音質と甲高い掠れデス声絶叫というのは一貫していますが、ペイガン的な勇壮なイントロダクションTr.1で始まったかと思えば、Tr.2や3はバタバタしたブラスト等がメインのプリブラ、Tr.5は正統派メタルっぽいリフで終盤ではIRON MAIDENぽいリフが流れたり、Tr.6はサビが結構ドラマティック、さらにTr.7はシンフォ・ブラック寄りな作風と、曲はバラエティに富んでいます。】


▲VINNIE MOORE / The Maze

・盤質:B US ギタリスト’99年 5th 国内盤【王道ハード・ロック的な路線の作品のリリースを挟んでリリースされた本作は哀愁のメロディアスなハード・ロックを基本に、クラシカル、フラメンコなど多彩な要素で聴かせるインスト作品。8分超えの若干の長尺曲で凝った展開とクラシカルなフレーズで聴かせるTr,1「The Maze」のように、ゲーム音楽にも通じるようなキャッチーなメロディアスさがある曲に超絶技巧を交えたスタイルの1枚。】


▲VINNIE MOORE / Mind's Eye

・盤質:A US ギタリスト’86年 1st 国内盤【今作で聴けるのはVinnieの技巧が満載された全編インストの作品。Vinnieのプレイそのものはフュージョンの要素が感じられたりするのですが、曲全体、アルバム全体から感じられるのは後の作品と比較すると驚くほどのクラシカルさ。TONY MACALPINEの1st、2ndとほぼ同じ方向性といって良い感じです。Tonyほど泣きが強烈で無い点や、より粒立ちがよくカッチリしたプレイを聴かせるところが特徴。】


▲TAMAS / Live in Budapest

・盤質:B ハンガリー ギタリスト’99年 Live盤 国内盤【おそらく途中から聴いた方が「あれ!?ライヴだったのコレ!?」と思うくらいにクリアな録音状態がまず素晴らしい点。ゲストである名手Ian Parryが歌うメロディアス・ハード系のヴォーカル曲と、ギター・インストを交互に聴かせる構成。伸びやかに泣き、そしてギターがメロディーを歌うかのようなプレイは実に感動的です。】


▲JEFF WATSON / Lone Ranger

・盤質:B US NIGHT RANGERのギタリスト’91年 1st 国内盤【アメリカン・メタル、正統派メタル/ハード・ロックをそのままインストにしたような曲が中心。スリリングな速弾きを軸に、アコギを導入した曲や、ギターが歌うようなメロディアスな曲も収録したギター・インスト作品。Jeffお得意の8フィンガーズ奏法もバッチリ炸裂しています。ソロのアグレッシヴなタッピングがカッコいいRIOTの疾走曲みたいなインストTr,7が聴きどころ。】


▲JAN CYRKA / Prickly Pear

・盤質:A UK ギタリスト’97年作 国内盤【Tr.7、12のように速弾きソロを聴かせるハード・ロック・ナンバーもあるものの、基本的にはワウを効かせたトーンでの泣きのギターが中心の作品。女性ヴォーカル入りの曲も3曲ありますが、基本は哀愁のメロディや切ないメロディを歌うようにギターが奏でるギター・インスト作品です。なので必然的にハード・ロック色が控えめな穏やかあるいは爽やかな曲が中心になっています。】


▲GARY HOEY / Bug Alley

・盤質:B US ギタリスト’96年作 輸入盤【ギター・インスト曲を中心に、ヴォーカル曲も収録した作品。やはりゲイリー・ホーイといえばギターが歌うようなインストが素晴らしい方で、この作品もTr.5、6のように艶やかなトーンでメロディアスに歌うナンバーがとても魅力的。ギターだけでなく手数の多いドラムも全体的に素晴らしく聴きごたえがあります。】


▲FABRIZIO LEO / Cutaway

・盤質:A イタリア ギタリスト’06年作 輸入盤【ヘヴィなリフと速弾き主体のメタル系の曲と、Tr,6〜9のようにメロディアスに歌うプレイを主体にしたフュージョン系の曲を収録したギター・インスト作品。どちらの路線にしても変拍子を多用したリズムに、本人のGreg Howeばりの息の長い壮絶なレガート・プレイ、スキッピング、スウィープ & タッピング、高速フル・ピッキングの超絶ソロで非常にテクニカルな内容。】


▲DAVE MENIKETTI / On The Blue Side

・盤質:B US Y & Tのギタリスト’98年作 国内盤【Tr.1から圧倒的な泣きと圧倒的にソウルフルでエモーショナルでパワフルな歌唱を聴かせてくれます。Tr.1のような泣きのスロー・ブルース・ナンバーもあれば、Tr.2のように陽気なブルース、Tr.3のようにアップ・テンポなブルースR&Rナンバー、Tr.5のような軽快なインストも収録されており、幅広くブルージーな音が楽しめる作品。SANTANA、Gary Mooreばりに激泣きのギターが炸裂するTr.4、12等が大きな聴きどころ。】


▲COSMOSQUAD / Acid Test

・盤質:A Jeff Kollman、Shane Gaalaasによる テクニカル・ハード・フュージョン・インスト’07年 3rd 国内盤【今作は重低音のヘヴィなリフが多用されておりメタル度が高め。そこにいつも通りのジャズ、ファンク、ブルース等の要素を絡めたハード・フュージョン・インスト作品。巧みなトーン・コントロールに多彩なジャンルに対応したプレイを聴かせるJeffのギター、テクニカルなリズムの多用にも動じず手数多いプレイを聴かせるShaneのドラムはやはり聴きごたえ抜群です。】


▲COSMOSQUAD / Squadrophenia

・盤質:B Jeff Kollmanらによる テクニカル・ハード・フュージョン・インスト’01年 2nd 国内盤【程よくヘヴィさのあるリフを下地にジャズ、ファンク、プログレ・ハード・ロックなど多彩なジャンルを融合したプレイを聴かせるハード・フュージョン・インスト。Jeffの多彩なジャンルに対応するテクニカルな速弾きと泣きのソロはもちろん、高速のベースを聴かせまくるBarry、要所で炸裂する手数足数全開のソロ、フィルが強烈なShaneと3人の超絶技巧が余すことなく披露されています。】


▲BRUCE BOUILLET / Interventions

・盤質:A US ギタリスト’08年作 輸入盤【今作は哀愁のヘヴィ・メタルが下地であり、Tr,5のようにヘヴィなリフの曲もありますが、RACER XやIMPELLITTERIを思わせるような正統派メタル然としたリフの曲はTr,1くらい。あとは哀愁のメロディやリフを軸にしたメロディアスなミドル/スロー・ナンバーがメインのインスト作品。やはりソロで炸裂する高速フル・ピッキングやタッピングのテクニカル・プレイは聴きごたえ抜群。しかしそれ以上にメロディの良さが光っている1枚。】


▲BEN GRANFELT / The Truth

・盤質:A フィンランド ギタリスト’94年 1st 国内盤【フィンランドから想起される冷たさやキラキラ感、哀愁などは一切なく、US系の王道ハード・ロック・サウンドが下地のギター・インスト。Joe Satrianiを思わせるような分かりやすいメロディの明るいナンバーが中心。どちらかというとギターを歌わせるようなスタイルで、あまり派手な速弾きはしないタイプ。また、安定感のあるリズム隊のプレイも聴きごたえがあり、数曲でソロも聴かせるベースが聴きどころ。】


▲ABGOTT / Godfather in Black

・盤質:A イタリア テクニカル・ブラック・メタル’09年 4th 国内盤【高速疾走&ブラストも多めでありつつ、ビートの切り替わりが激しいスピーディかつ複雑な展開がまず特徴。メロディアスでありつつも決してクラシカルなフレーズに走らず、一風変わったフレーズでテクニカルなソロを弾くギタリストもかなりのレベル!一方で、寒々しさを感じさせるトレモロリフに、邪悪さ不穏さを感じさせるリフ、邪悪な喚き系ヴォーカルはブラック・メタルらしさをきちんと残しており、テクニカル・ブラックとでも言うべき個性派のバンドです。】


▲KENOS / Intersection

・盤質:A イタリア プログレッシヴ・デス’04年 1st 輸入盤【曲によっては性急な展開でATHEISTを、ドラマティックな展開でSADIST、初期のEXTOLを思わせるような場面もありのテクニカル・デス。また、Tr.3のようにエレクトロな要素を挿入してみたり、Tr.5のように笛を導入してみたり、ギターの音色を変えることで浮遊感のある空間を演出したりする展開もありなかなかに奥深いサウンドです。特に8分弱と尺の長めなTr.3、5あたりは複雑でスリリングな展開の連続で非常に聴き応え抜群。】


▲IN VAIN / AEnigma

・盤質:A ノルウェー プログレッシヴ・デス’13年 3rd 輸入盤【ディープなガテラル・ヴォイスとマイルドでダンディなクリーン朗唱を使い分けるヴォーカル、メランコリックで時に壮大さも醸し出すトレモロ・リフを主体にメロディアスなソロも聴かせるギター、図太い音で手数足数多く聴かせるドラム、随所に捻りのあるリズムを入れてくる展開で聴かせるプログレッシヴ・エクストリーム・メタル。1stの頃のような変態的な展開はせず、あくまで激しくもメランコリックかつドラマティックで美しいサウンド。】


▲INALLSENSES / Hysterical Psychosis

・盤質:A イタリア メロデス/メタルコア’10年 2nd 輸入盤【トリプル・ギター編成のバンドで一人はヴォーカル兼任。グロウルとスクリームを使い分けるスタイルのヴォーカル、そこまでヘヴィではないザクザク感のある刻みリフと、流麗でメロディアスなツイン・リードを聴かせるギターに、ビートダウンありの展開で聴かせるメロディック・デス/メタルコア。やはりギターが大きな聴きどころ。】


▲ELEMENT / Aeons Past

・盤質:A US テクニカル・デス’07年 1st 輸入盤【低音の初期デス的な汚さを感じるリフと、中音域の不気味な高速トレモロ・リフが主体のブルデス方面の要素が強いテクニカル・デス。非常に目まぐるしく展開する楽曲に、変拍子も出てくる複雑なリズム。さらに、KC Howardによる高速2バスとグラヴィティ・ブラストも登場するアグレッシヴなリズムもサウンドの凄みを引き立てます。曲は難解でありながらもリフにフックがあり、メロディアスなギター・ソロが部分的に登場するのも魅力的なバランス感覚に優れた1枚。】


▲BENEATH THE MASSACRE / Incongruous

・盤質:A カナダ テクニカル・デス’12年 3rd 輸入盤【CRYPTOPSY、ORIGIN、BRAIN DRILLらと並ぶ圧倒的テクニックで全てをなぎ払う強烈テクニカル&ブルータル・サウンドで、とにかく複雑、とにかくスピーディ!テクニカル指向が強いバンドであることからか音質は驚くほどクリアで、バンドの演奏がくっきりと聴こえる仕上がりであるところが魅力的。】


▲THE OCEAN / Anthropocentric

・盤質:A ドイツ プログレッシヴ・スラッジ’10年 6th 輸入盤【重低音の非常にヘヴィな刻み、不穏なコードやクリーン・トーン、トレモロ・リフと多彩なリフを使い分けつつメロディアスなソロも聴かせるギター、ハードコアのスクリーム寄りな非常に激しい咆哮とメランコリックなクリーン歌唱を切り替えるヴォーカル、要所でメランコリックなフレーズを交えてくるベース、非常に手数の多い繊細でテクニカルなプレイを聴かせるドラム、静と動を切り替えるよく練られた曲構成で聴かせるプログレッシヴ・スラッジ。】


▲VANDEN PLAS / Christ Φ

・盤質:A ドイツ プログレッシヴ・メタル’06年 5th 輸入盤【安定感のあるクリアなハイトーン・ヴォーカルと各楽器の安定感ある演奏、陰のあるシリアスな叙情メロディ、練られたドラマティックな構成で聴かせる王道のプログレッシヴ・メタル。メロディアスな速弾きギターとキーボードもあってとにかく王道の色合いが濃い作品。リズム面は比較的ストレートで、要所に出てくる変拍子がいいアクセントになっています。バッキバキにテクニカルではなく技巧的でありつつも曲とメロディ重視の落ち着いた演奏が楽しめる1枚。】


▲TETRAFUSION / Altered State

・盤質:B US プログレッシヴ・ロック/メタル’10年 2nd 輸入盤【メロディアスな歌メロ、フレージングからギターのトーンまでJohn Petrucciに近い印象のテクニカルなギター、動きの多いベースに手数多いドラム、バックを時に壮大に時に叙情的に彩るキーボード、よく練られた複雑な曲構成とテンポ・チェンジ等を絡めた静と動の性急な展開、変拍子多めのリズムによってテクニカルにドラマティックに聴かせる、DREAM THEATERに近いところがありつつそれとも違った側面も持ったプログレッシヴ・メタル。】


▲SYLVAN / Artificial Paradise

・盤質:A ドイツ プログレッシヴ・ロック’02年 3rd 輸入盤【MARILLIONを思わせるようなメランコリックなメロディの叙情的な曲と、明るめでアトモスフェリックな曲を聴かせるプログレッシヴ・ロック/メタル。曲によってハードなリフが出たりはするもののメタル度は低め。リズム面は変拍子を交えたテクニカルなものが多く、動きが多めのベースもあって聴きごたえがあります。SEVENTH WONDERのTommy Karevikを思わせるようなとてもエモーショナルなハイトーン・ヴォーカルは特筆もの。】


▲SYMPHONY X / Symphony X

・盤質:B US プログレッシヴ・メタル’94年 1st 国内盤【イントロダクションTr.1を経て流れる実質的1曲目Tr.2から早速クラシカルなメロディと変拍子入りのテクニカルな展開のSYMPHONY X節が炸裂します。演奏面はMichael Romeoはやはりすでに超絶なネオクラシカル速弾きを決めまくりですし、随所で速弾きで主張を強めるベースも強力。また、パワー・メタル色が薄く、ストレートな疾走ナンバーはTr.7くらい。ネオクラシカル & プログレッシヴな1枚です。】


▲STYX / Cornerstone

・盤質:A US プログレ・ハード’79年 9th 輸入盤【伸びやかなクリア・ハイトーンと爽やかなコーラス、メロディアスな歌メロを軸にした聴きやすいメロディアス・ハード路線の作品。哀愁のある曲や、叙情的なバラード、ハードさ強めの快活なナンバー等バランス良く収録。プログレ色は軽くリズムに捻りのあるTr.6や、英国プログレ感が強い叙情的なラストTr.9くらい。叙情的なソロにスリリングな速弾きソロも聴かせるギターが聴きどころ。Tr.2ではサックスとギターのソロ掛け合いやユニゾンが聴けます。】


▲SOLSTICE COIL / A Prescription for Paper Cuts

・盤質:A イスラエル プログレッシヴ・ロック’05年 1st 輸入盤【不穏さと陰鬱さが合わさったようなメロディを低音歌唱にファルセットを多用する個性的なヴォーカル、メランコリックなピアノやギターのクリーン・アルペジオ、変拍子を多用したリズムによってダークかつサイケデリックさも漂う空間を演出する、妖しげでテクニカルなプログレッシヴ・ロック。ダークかつサイケな雰囲気ではPORCUPINE TREE、メランコリックさで言えばMARILLION辺りを思わせるようなサウンド。】


▲SLEEPYTIME GORILLA MUSEUM / Grand Opening and Closing

・盤質:A US アヴァン/プログレッシヴ・ロック’01年 1st 輸入盤【なかなかにヘヴィなリフやスクリームするヴォーカルなどメタル/ハードコア的な側面もありつつ、不気味な歌唱をしたり、ノイジーで非常に不穏なリフも聴かせたり、はたまた呪術的な雰囲気の曲もあるなどアヴァンギャルドな側面が強い作品。】


▲SLEEPYTIME GORILLA MUSEUM / In Glorious Times

・盤質:A US アヴァン/プログレッシヴ・ロック/メタル’07年 3rd 輸入盤【グロウル、スクリーム、脱力した歌唱など多彩なスタイルを聴かせるヴォーカル、オペラチックなノリやレゲエみたいなノリにブラック・メタル的な不穏なリフまで聴かせる幅広い音楽性、変拍子やテンポの切り替え等テクニカルな展開でも聴かせるアヴァンギャルドなプログレッシヴ・ロック/メタル。今回はメタル寄りなヘヴィなリフが多め。】


▲SEVENTH WONDER / Become

・盤質:A スウェーデン プログレッシヴ・メタル'05年 1st 輸入盤【ヴォーカルはまだTommy Karevikではなく、Andi Kravljaca。この頃はまだSYMPHONY X辺りからの影響が感じられるような、クラシカルなソロやユニゾン・フレーズを駆使したメロディックでテクニカルなプログレッシヴ・メタルといった感じで、個性は希薄。2nd以降、コレぞSEVENTH WONDER!というサウンドを確立していく彼らの中では異色とも言える作品。割とメロパワ寄りな曲もあります。】


▲VICTOR / Victor

・盤質:B カナダ RUSHのAlex Lifesonのプロジェクト 輸入盤【基本的には'90年代前後のRUSHのようなオルタナティブロック色が感じられるリフと歌メロが変拍子に絡むスタイルのプログレッシヴ・ハード・ロック。Dalbelloの癖が強いながらも激ウマなヴォーカルは聴きごたえがあります。Alexはコードによるハードなリフとクリーン・トーンの柔らかなリフのバッキングに、ソロも聴かせてくれます。】


▲RETSAM SURIV / Exegesys

・盤質:B アルゼンチン プログレッシヴ・メタル’09年 1st 輸入盤【テンポの切り替え、変拍子、不規則な小節展開、叙情的な歌メロとメロディアスなギター・ソロやキーボード・オーケストレーションで壮大にドラマティックに聴かせるプログレッシヴ・ロック。Vitalij Kuprijばりにこれでもかと弾きまくるCristian Del Giorgioのキーボード・ソロがインパクト大!メロディアスなギターに、パワフルな女性ヴォーカルも聴きどころ。】


▲PROJECT CREATION / Dawn On Pyther

・盤質:B ポルトガル プログレッシヴ・メタル’07年 2nd 輸入盤【笛やパーカッションの挿入などでフォーキッシュで、どことなく中南米の遺跡なんかが浮かんでくるような神秘的な雰囲気を醸し出し、壮大で緩急あるドラマティックな展開で聴かせる作品。曲の尺は割と長く、約9〜10分の曲が5曲、6〜7分が4曲あるなかなかの大作主義。】


▲PIGEON TOE / The First Perception

・盤質:A ドイツ プログレッシヴ・メタル’11年作 輸入盤【決して疾走感やヘヴィネス、アグレッションがあるわけではないながら、静寂の中ギラギラと光る変拍子の嵐、ポリリズムの使用など、リズムのテクニカルさでテンション高く曲を引っ張っていくダーク・プログレ。低音〜中音域のマイルドな歌唱もあって、全体的にOPETH、RIVERSIDEなどを思わせる内容。】


▲NEW EDEN / Obscure Master Plan

・盤質:B US プログレッシヴ・パワー・メタル’99年 2nd 輸入盤【STEEL PROPHETや初期のFATES WARNINGに近い、初期のIRON MAIDENをもっと複雑にしたような正統派メタルでありつつ、奇妙なメロディーをハイトーン・ヴォーカルが歌う感じの個性派パワー・メタル。しかし、疾走感や、変拍子の使われ具合の多さ、展開の性急さなどを考えるとむしろWATCHWOWERやBLIND ILLUSIONとかを思い出すかなりの変態サウンド。】


▲NAHEMAH / A New Constellation

・盤質:A スペイン プログレッシヴ・ブラック’09年 3rd 輸入盤【甲高めのグロウルと中音域のノーマル声朗唱を聴かせるヴォーカルと不穏なコード主体のギターでブラック・メタル的サウンドが下地になっていますが、クセのあるリズム・パターンのドラム、よく動くメロディックなベース、キーボードやサックスの音が乗っかる個性的なプログレッシヴ・ブラック・メタル。】


▲MAGELLAN / Hundred Year Flood

・盤質:B US プログレッシヴ・ハード・ロック’02年 4th 国内盤【CD上では13トラックに分かれている34分のThe Great Goodnightが大きな聴きどころ。次作ほどリフはハードではないものの、Joeのパワフルでメタル的なドラミングにより、かつてよりハード・ロック/メタル寄りなサウンドになっているのがポイント。また、変拍子も多用というよりは要所で出てくる感じになっています。随所で聴けるスウィープによる流麗なソロはさすがGeorgeです。】


▲MAGELLAN / Impossible Figures

・盤質:A US プログレッシヴ・ハード・ロック’03年 5th 輸入盤【変拍子を多用したテクニカルなリズムと、キーボード・オーケストレーションによる壮大なシンフォニック・ロック路線は変わらずですが、キーボードがメインだった初期の作品と比較すると、ギター、ベース、ドラムの音を前面に押し出すことでハード・ロック度を増したサウンドになっているのが大きな特徴。今作は10分のTr.2が最長で、あとは5,6分とそこまで大作主義ではないです。】


▲MAGELLAN / Impending Ascension(殉難の未来)

・盤質:A US プログレッシヴ・ハード・ロック’93年 2nd 国内盤【キーボードを主軸にした壮大なシンフォニック・ロック路線は変わらずですが、Tr.1、Tr.2と連続で11分の大作、さらにはTr.6も11:50と大作主義が色濃い作品。複雑な構成に多めの展開、テンポの切り替え等でやはりテクニカルではあるものの、前作より変拍子は控えめな印象かつ耳当たりの良いフレーズが増えたことで、大作ながらも聴きやすさが少々上がった印象の作品。】


▲LUNATIC SOUL / Lunatic Soul II

・盤質:A ポーランド プログレッシヴ・ロック’10年 2nd 輸入盤【パーカッシブなリズム、低音歌唱、ふわ〜っとしたキーボードや妖しいフレーズのギターが醸し出す陰鬱な雰囲気で、呪術的、儀式的な雰囲気が強いプログレッシヴ・ロック。変拍子や速弾きによる肉体的なテクニカルさではなく、独特な世界観を構築するタイプのダーク・プログレ。リズム音が皆無の静のパートが軸になっており、ヘヴィなドラム音が入る動は緊張感があります。】


▲LORIEN / Children's Games

・盤質:C UK プログレッシヴ・ロック’94年 1st 国内盤【Tr.1こそ変拍子主体ですが基本はストレートなリズム、明るくも切なく叙情的な歌メロ、Jon Andersonをちょっと篭らせたような柔らかな声質のヴォーカル、ハードさは控えめでキラキラしたキーボードを前面に押し出した美しいサウンドでYES、GENESISなどを思わせるシンフォニック・ロック系のプログレッシヴ・ロック・サウンド。ギターとキーボードの速弾きやメロディアスな泣きのソロもGood。】


▲LEVIATHAN / Deepest Secrets Beneath

・盤質:B US プログレッシヴ・メタル’94年 1st 輸入盤【変拍子主体のややこしいリズム、キャッチーではないものの陰がある叙情的なメロディ、ちょっと入り組んだ曲構成、動きの多いギターとベースのリフによってテクニカルに聴かせるプログレッシヴ・メタル。ギター・ソロはテクニカルでありつつメロディアスな泣きも聴けてGood。やはり初期のFATES WARNINGとかを思わせる正統派メタル下地に複雑にしたようなサウンド。】


▲LEPROUS / Bilateral

・盤質:A ノルウェー プログレッシヴ・メタル’12年 2nd 輸入盤【IHSAHNのバック・バンドに起用されたりしていることでも知られるバンド。変拍子中心のテクニカルなリズムに静と動の切り替わりの展開、力強くも妖しさも感じさせるEinar Solbergの個性的な歌唱、そして緊張感があってこれまた妖しさも漂う独特なメロディ、骨太な演奏で聴かせるダークなプログレッシヴ・メタル。】


▲FIRESTORM / Web of Deceit

・盤質:A イタリア プログレッシヴ・メタル’08年 1st 輸入盤【メロディック・パワー・メタルを下地に、テンポの切り替わりや多めの展開とイタリア産らしい陰のある叙情的なメロディでドラマティックに聴かせるプログレッシヴ・メタル。変拍子は要所で出てくる程度。ヴォーカルの声質はロブ・タイラントに近い感じですが、高音域にパワーの無いロブといった感じですw スウィープ連発のテクニカルな速弾きや泣きのソロを決めるギター、足技がなかなか冴えてるドラム等演奏は聴きごたえがあります。】


▲EVERGREY / In Search of Truth

・盤質:B スウェーデン プログレッシヴ・メタル’01年 3rd 輸入盤【後にストレートな構成とリズムのメランコリック・メタルになる彼らですが、今作はテンポ・チェンジなどの緩急ついた展開に、テクニカルなリズムも多めに駆使したテクニカルさを押し出した路線。ギター・ソロも派手な速弾きを聴かせてくれますし、ソロ以外でもギターやキーボードの速弾きフレーズが結構飛び出してきます。それでいてEVERGREYらしい陰のある叙情メロディはこの頃から健在。】


▲EXPEDITION DELTA / Expedition Delta

・盤質:A セルビア プログレッシヴ・メタル・プロジェクト’08年 1st 輸入盤【メロハーのような爽快で分かり易いポップですらある歌メロが満載されており、それでいてテクニカルな速弾きギター&キーボード・ソロも満載された作品。曲によってはスリリングなリズムでよりテクニカルに聴かせる名作。曲の長さも5分未満のものが多くコンパクトで、曲の構成もストレートで聴きやすいのも魅力。】


▲ECHOES / Nature/Existence

・盤質:A ヴェネズエラ プログレッシヴ・ロック/メタル’10年 1st 輸入盤【トリプル・ギター編成でありながらも正式なヴォーカルがいないバンドで、その姿勢からも分かる通りのインスト重視の作品。数曲でゲスト・ヴォーカルが参加。変拍子やトリプル・ギターを活かしたヘヴィなリフによるテクニカルなインストがメイン。そして歌メロにしてもソロにしても泣きの強いメランコリックな叙情メロディもとても印象的な1枚。】


▲JORDAN RUDESS / Feeding the Wheel

・盤質:A US DREAM THEATERのキーボーディスト’01年 4th 国内盤【Tr.1こそDREAM THEATERっぽいプログレ・メタル度高めの曲ですが、全体的にギターやドラムの音は控えめでヘヴィさも控えめ。Jordanのゴージャスでありつつメロディアスなキーボード・オーケストレーションやピアノ、超絶高速ソロがメインの内容です。リズムは基本変拍子ですが、変拍子に耳当たりの良いフレーズを乗せるセンスはさすが!】


▲CANVAS SOLARIS / The Atomized Dream

・盤質:A US プログレッシヴ・メタル’08年 4th 輸入盤【CYNICに通じるジャズ/フュージョン的要素と、抽象的なメロディー、メタルらしいドラマティックで熱いメロディーも時折組み込んでくるハイクウォリティなテクニカル/プログレッシヴ・メタル・インスト。リズム面はかなり技巧的に突き詰めている部分が多く、変拍子の割合は極めて多め。】


▲CANVAS SOLARIS / Irradiance

・盤質:A US プログレッシヴ・メタル’10年 5th 輸入盤【デス・メタル色が強くアグレッシヴだった1stの頃のCYNICを思わせるようなプログレッシヴ・メタルをベースに、JAZZ/FUSION色を加えたようなサウンドを聴かせるバンド。言ってみれば、CYNICの1stに収録されていたインスト曲がイメージ的には近い感じ。1stの頃のCYNICからヴォーカルを抜いた感じと言ってもいいかも。】


▲BEYOND DAWN / Revelry

・盤質:A ノルウェー アヴァンギャルド・メタル’98年 2nd 輸入盤【どれかといえばゴシック・メタルが下地にある雰囲気でありつつ、生気薄めの脱力感溢れるダウナーな低音歌唱、低音リフ、妖しく響くゲストのトロンボーン、変拍子主体のリズムのどんよりした妖しいサウンド。Tr.3、Tr.4のように耽美さや儚さを感じさせる曲もあって一筋縄ではいなかい作品。演奏のテクニカルさよりも独特な雰囲気/世界観を醸し出すタイプのプログレッシヴ・メタル。】


▲DEREK SHERINIAN / Oceana

・盤質:B US キーボーディスト’11年 7th 輸入盤【Tony MacAlpine、Steve Lukatherら今作も強力ゲストが参加のインスト作品。今作はゲストに合わせて曲のジャンルを幅広く取っている作風ではなく、あくまでDerekが得意とする少し無機的な質感のあるフュージョン/プログレ・メタル路線が中心となっている1枚。その中でも各ゲストが自身の持ち味を存分に発揮したフレーズを聴かせる辺りはさすがの一言。】


▲DEREK SHERINIAN / Mythology

・盤質:A US キーボーディスト’04年 4th 国内盤【Allan Holdsworth、John Sykesら強力ゲストが多数参加。Allan Holdsworthが参加したTr.1は8分と長尺で展開も多いプログレ・メタル系インスト、Steve Lukather参加のTr.5はメロハーっぽいインスト、Jerry Goodman参加のTr.6はMahavishnu Orchestraのような変拍子と高速ユニゾンが炸裂するテクニカルな曲…等、ゲストに合わせた楽曲を収録。】


▲DEEP BLACK SEES / Inside Outside

・盤質:A 詳細不明 プログレッシヴ・メタル’11年作 輸入盤【重厚な演奏でOPETHみたいなTr.1、ポスト/オルタナティブ・ロック風の爽やかなTr,2、少しデス声が入るものの割と王道のプログレ・メタルなTr,3、普通にハード・ロックなTr,4、激泣きメランコリック・メタルなTr.5…と、音楽性の幅が広い作品。曲の尺は7,8分が3曲、3〜5分が3曲、10分が1曲と長すぎずほどほど。歌唱も演奏も高レベルで安定しているのが魅力的。】


▲DEADSOUL TRIBE / A Lullaby for the Devil

・盤質:B オーストリア プログレッシヴ・メタル’07年 5th 輸入盤【低〜中音域を主体にアンニュイに歌ったり、ウィスパー気味の低音歌唱や、ガナリ気味の歌唱も使い分ける個性派のヴォーカルに、ヘヴィでダークなリフと変拍子で突き進む動、叙情的な歌唱や穏やかな笛のメロディが響き渡る静を切り替えるダークなプログレッシヴ・メタル。ギター・ソロはメロディアスかつ叙情的でドラマティック。】


▲CARNIVAL IN COAL / Fear Not

・盤質:A フランス アヴァンギャルド・エクストリーム・メタル’01年 3rd 輸入盤【ノイジーなヘヴィ・リフに、ブラスト・ビートのブルータルなパートがあったかと思ったらグルーヴィなリズムで楽しげに歌いだすパートも出てくる摩訶不思議なTr.1から変態的な曲が目白押し。テクニカルさよりもアヴァンギャルドな展開とエクストリームなサウンドで聴かせる摩訶不思議な作品が聴きたい方にオススメ。】


▲CARNIVAL IN COAL / Collection Prestige

・盤質:A フランス アヴァンギャルド・エクストリーム・メタル’05年 4th 輸入盤【今作もまたファンキーなノリと歌唱からドギついヘヴィ・リフとガテラル・ヴォイスに展開、終盤にはイカレたしんふぉ・ブラックみたいなブラスト・パートも存在するTr.2などイカレた曲が満載された変態メタル。起伏の激しいいつものわけ分からん曲はもちろん、珍しくダークな要素控えめで比較的わかりやすくファンキーなTr.5も聴きどころ。】


▲CARNIVAL IN COAL / Vivalavida

・盤質:A フランス アヴァンギャルド・エクストリーム・メタル’99年 1st 輸入盤【厳かに美しく始まったな〜と思ったらブラスト・ビートとノイジーなリフ、シャウトするヴォーカル、非常に不穏なキーボードに切り替わるクレイジーな展開のTr.1が示す通り、とにかくアヴァンギャルドでイカレた展開が特徴的な変態メタル。変態メタルは他にもいますが、この作品は全体的にダークな色合いが強めなのが特徴。】


▲BRIGHTEYE BRISON / The Magician Chronicles - Part I

・盤質:A スウェーデン シンフォニック・プログレッシヴ・ロック’11年 4th 輸入盤【全3曲ながら、23:05、12:18、8:23と大作主義の1枚。メタルほどでは無いながらもほどほどにハードなリフ、変拍子やアクセントをズラしたテクニカルなリズム、速弾きソロ、メロディアスな歌メロ、起伏に富んだ多彩な展開が待ち受ける凝った曲構成でドラマティックかつテクニカルに聴かせるシンフォニック・プログレッシヴ・ロックの王道的なサウンド。】


▲AKIN / Verse

・盤質:A フランス プログレッシヴ・ゴシック’01年 1st 輸入盤【男声グロウルと柔らかな女性ヴォーカルが切り替わるところがまず印象的。’90年代のアネク嬢加入後のTHE GATHERINGを思わせるような幻想的な雰囲気を受け継ぎつつ、構築性のあるフレーズにセンスを感じるギター・プレイに、時折笛なども盛り込んだゴシック・メタル。実にクウォリティは高く美しく、さらにきちんとメタル的な演奏面の魅力もあるのが素晴らしい作品。】


▲AEON ZEN / A Mind's Portrait

・盤質:B UK プログレッシヴ・メタル’09年 1st 輸入盤【Andi Kravljaca、Andreas Novak、Nils K. Rue、Elyes Bouchouchaら実力派のゲスト・ヴォーカルの安定感あるハイトーン歌唱、叙情的なメロディと要所で変拍子を取り入れたリズムによる王道のプログレッシヴ・メタル。ギターとキーボードのテクニカルでありつつメロディアスかつ構築感もある速弾きも聴きどころ。】


▲PROPHESIA / Eye of the Storm

・盤質:A 日本 メロディック・パワー・メタル’07年 1st 国内盤【基本的には哀愁のメロディの曲で固められたメロパワ。Akiraのハイトーン・ヴォーカルを大いに活かしたドラマティックな疾走ナンバーが中心。またこのアルバムにはGALNERYUSのYUHKIが参加しているのが大きなポイントで、バッキングにリフにソロに冴え渡っる彼の華麗なキーボード・ワークはさすがの一言。キーボードのみならずバラードでの泣きに疾走での速弾きと高品質なソロを聴かせるギターをはじめ全体的に高水準な作品。】


▲ROUAGE / Mind

・盤質:B 日本 ヴィジュアル系ロック’97年 2nd 国内盤【Tr.8こそLAPUTAのようなダークな疾走ナンバーですが、オルタナティヴ・ロック的なアンニュイでヘヴィなリフのTr.2や、ダークなヴィジュアル系サウンドとレゲエが融合したようなTr,4のようにサウンドに暴力性を伴わないながらもダークなサウンドが印象的な作品。Tr.3、Tr.7、Tr.9のようにヴィジュアル系の王道らしいメロディアスな曲もあり。ヴォーカルはDEAD ENDのMorrie影響下にありつつ独自の歌唱スタイルを築いています。】


▲DIR EN GREY / Gauze

・盤質:A 日本 ヴィジュアル系ロック’99年 1st 国内盤【当時から界隈ではトップクラスにダークだった彼らですが、このアルバムもダーク、バイオレンス、エログロがテーマに当てはまるものが多めでありつつ、シングル曲である「ゆらめき」、「Cage」、「予感」、「アクロの丘」はとてもメロディアスでドラマティックなところが特徴。ブラック・メタル的な演奏でブルータルさ全開の「残」も大きな聴きどころ。現在とは全く異なる王道のV系サウンドは今聴くと興味深いものがあることでしょう。】


▲DIR EN GREY / Missa

・盤質:A 日本 ヴィジュアル系ロック’97年 インディーズ1st(6曲入) 国内盤【インディーズ時代唯一のアルバム(6曲入り)。初期の作品にありがちなメロディ面がまだまだ未洗練な内容ですが、疾走感がありつつメロディアスな「霧と繭」、ダークな「「S」」、ドラマティックな「Erode」、変拍子と妖しいメロディの「蒼い月」、LUNA SEAっぽい疾走ナンバー「GARDEN」、暴力的な「秒「」深」と、6曲入りでありながらバランスの良い内容です。】


▲DIR EN GREY / Jealous

・盤質:A 日本 ヴィジュアル系ロック’98年作 シングル 国内盤【「JEALOUS」は歌メロこそYUKIYAの曲を思わせる叙情的なドラマティックさがありますが、リフとリズムはXを思わせるような疾走メタル系ナンバーになっています。「Unknown Despair a Lost」もヘヴィなリフとドラマティックな歌メロのダークでアップ・テンポなメタル系ナンバー。このシングルはメタル度高めです。】


▲DIR EN GREY / 脈

・盤質:A 日本 ヴィジュアル系ロック’00年 シングル 国内盤【ヘヴィかつ非常に不穏なリフ、変拍子、不穏で狂気的なサビ前、キャッチーなサビでディルお得意のサウンドの「脈」、疾走感がありつつ変拍子もあり、メロディアスなギター・ソロがある「Ash」を収録したシングル。脈はアルバムに収録されているバージョンと異なり、イントロにゴシカルな妖しいメロディ、アウトロにインダストリアル・サウンドがあります。】


▲TOTO / Turn Back

・盤質:A US メロディック・ロック’81年 3rd 国内盤【キーボードのキラキラしたサウンドをハード・ロック的なリフとリズムに乗せ、ソウルフルなハイトーン・ヴォーカルが耳なじみの良いメロディを歌うメロディック・ロック・サウンド。前作に若干感じられたプログレ風味が減退し、よりストレートになった印象の作品である一方、ロックの枠組みを超えたサウンドで大ヒットする次作と比較するとまだまだロックの範疇の作品。】


▲SUN RA / Space Is The Place

・盤質:B US アヴァンギャルド/フリー・ソウル/ジャズ’73年作 輸入盤【Tr.2、3こそ割と真っ当にジャズしていますが、各楽器が手数全開で奔放に暴れまわるTr.4は強烈なフリー・ジャズ。そしてアルバム表題曲Tr.1は21分にも及ぶ大曲で、掴みどころの無いリズムの上で幾度となく繰り返される「Space is the place」の歌詞、スペーシーなサウンドが異様な空気を醸し出す実に変態的なフリー・ソウル/ジャズになっています。前衛的なものが好きな方に実におすすめな1枚。】


▲RAVI SHANKAR / The Teacher

・盤質:A インド シタール奏者 輸入盤【シタール演奏の第一人者。メタルとかゲーム音楽とかにもちょいちょい登場するインドの楽器シタール。サイケデリックさ溢れる独特の音色と音階で大変クセになるサウンドです。パーカッションも加わればより儀式的、呪術的なシャーマニックなサウンドに!演奏の尺も13分、21分、12分と長いのでシタール・サウンドにじっくり浸れます。】


▲FRANK ZAPPA / Hot Rats

・盤質:A US アヴァンギャルド/プログレッシヴ・ロック'69年 輸入盤【非常に多作かつアヴァンギャルドでプログレッシヴな実験音楽の第一人者。メタル的にはSteve Vaiと関わりがあることで知られる人物です。メロディアスでありつつ独特な雰囲気のTr.1、ベースがよく動く9分のブルージーなTr.2、様々な楽器が飛び出しつつ手数多いドラムが印象的な9分のプログレ的Tr.3、笛が心地よいTr,4、サックス、ギター等のソロが続く16分のTr.5等々濃い曲が並んだ1枚。基本インストです。】


▲ASTOR PIAZZOLLA / And His Tango Quintet

・盤質:B アルゼンチン バンドネオン奏者 輸入盤【著名なバンドネオン(アコーディオンみたいなやつ)奏者。タンゴを元にクラシックやジャズの要素を融合させたと言われる方で、タンゴってなんだろう?と思って聴いてみた作品です。哀愁のメロディ、バンドネオンとピアノ、ヴァイオリンの絡みが非常に美しく優雅なサウンドを奏でています。小難しい要素が無く、ゲーム音楽などを楽しむような感覚で聴けるメロディアスな1枚。】


▲DISCHARGE / Hear Nothing See Nothing Say Nothing

・盤質:A UK ハードコア・パンク’82年作 輸入盤【ハードコアの基礎を確立したと言われる重要バンド。野太い地声シャウトのヴォーカル、ドッシリしたサウンドで2ビート主体で疾走するドラム、掻き鳴らされるギターによる過激なハードコア・パンク。音質が太くクリアで迫力があるのも今作の特徴。やはりスラッシュ・メタル勢への影響も非常に大きいであろう1枚。1分半〜2分台のコンパクトさで爆走し続けるコレぞハードコア・パンクな1枚。】


▲DISCHARGE / Why

・盤質:A UK ハードコア・パンク’81年作 輸入盤【ハードコアの基礎を確立したと言われる重要バンド。野太い地声シャウトのヴォーカル、ドッシリしたサウンドで2ビート主体で疾走するドラム、掻き鳴らされるギターによるノイジーで過激なサウンドが印象的な作品。スネア裏打ちの高速疾走だらけでとにかく当時としては破格の疾走感を誇るサウンドはスラッシュ・メタルヘの影響も絶大。表題曲「Why」はまさにコレぞハードコア・パンク!!と言える名曲。】


▲BAUHAUS / In The Flat Field(暗闇の天使)

・盤質:A UK ポスト・パンク’80年 1st 国内盤【ゴシック・ロックの先駆と言われるバンド。ダークな低音リフ、儀式的雰囲気のドラムのリズム、抑揚をつけて地声で叫ぶスタイルのヴォーカルが印象的なポスト・ハードコア。ダークなリフと機械的なリズムが反復するTr,2、同じくダークなリフの反復とスペーシーさが印象的なTr.3、退廃的な雰囲気のTr,7ととにかくダークかつ独特な雰囲気が漂った作品。】


▲AT THE DRIVE-IN / Relationship Of Command

・盤質:A US ポスト・ハードコア’00年 3rd 輸入盤【ウルトラ・テクニカルなカオティックコア・バンド、THE MARZ VOLTAのメンバーがそれ以前からやっているポスト・ハードコア・バンド。スクリームこそハードコア的ながら基本は歌唱するヴォーカル、オルタナティヴ・ロック的な浮遊感のあるリフが印象的な作品。独特ではありながらもMARS VOLTAのような極端な複雑さは無く、ハードコア的な過激さも無く、基本メロディアスで聴きやすい内容です。】


▲栄喜 / I 〜Encouraged〜

・盤質:A 日本 SIAM SHADEの(Vo)栄喜によるソロ作'13年作 フルアルバム 国内盤【ギターのリフこそ骨太であるものの、ハード・ロック/メタル的なガッシリした低音の刻みではなくロック的な中音域を軸にしたコード弾きが中心。また、今までのソロ作は哀愁のメロディが際立っていましたが、今作は切なさを孕みつつも明るめでポジティヴな雰囲気の曲が中心。J-POPの流儀を取り込んだメロディアス・ハード…とでも言うべき内容です。】


▲未来(栄喜) / 時が終わるまで ただ・・・ START

・盤質:A 日本 SIAM SHADEの(Vo)栄喜によるソロ作'05年 7曲入り 国内盤【ハードコア的な超速ナンバーTr.1は非常にアグレッシヴですが、基本的にはメロディアスな曲がメイン。非常にドラマティックでキャッチーな哀愁のメロディが炸裂するTr.2「矛盾のPANORAMA」やSIAM SHADE II辺りに収録されててもおかしくなさそうなTr.3「DNA」は栄喜のファンであればぜひ聴いておきたい名曲。】


▲未来(栄喜) / Punk Drunker II

・盤質:A 日本 SIAM SHADEの(Vo)栄喜によるソロ作'03年 2nd EP(6曲入り) 国内盤【1曲目こそサビまでラップ歌唱のようなものを披露し当時は困惑したものでしたが、サビから栄喜らしいはキャッチーな哀愁のメロディが聴けます。ストレートでポジティブなロック・ナンバーTr.2、エモーショナルなバラードTr.4、スロー・パートから疾走への展開が印象的なTr.5等が聴きどころの6曲入り作品。】


▲DETROX / Detrox III

・盤質:A 日本 SIAM SHADEの(Vo)栄喜によるラウド/メタル系バンドの’08年作 国内盤【SIAM SHADEの栄喜が(G)K-A-Zと、エンジニアのMJ nagaiと組んだバンド。ラウド/ヘヴィ・ロック的なヘヴィ・リフを下地にしつつ、ACIDの頃を思わせるようなキャッチーな哀愁の歌メロを乗せた曲が中心。栄喜はエモーショナルに歌い上げるのをメインにしつつ、シャウト中心の曲もあれば、部分的にラップ歌唱を披露したりもしています。】


▲SIAM SHADE / Siam Shade XII The best Live Collection

・盤質:A 日本 ハード・ロック'10年リリース Live盤 国内盤【テクニカルでありつつも圧倒的な安定感を誇る演奏を聴かせるハード・ロック・バンド、SIAM SHADEのライブ音源を収録した2枚組!とにかく演奏が安定しており、バランスも非常に良く、バンドのレベルの高さが分かる内容になっています。ポップな曲しか知らない方もコレを聴けばハード・ロック、メタル系のバンドであることが分かるでしょう。収録曲は詳細をご覧ください。】


▲V.A. / Siam Shade Tribute

・盤質:A 日本 海外有名メタル系アーティストによるSIAM SHADEのトリビュート 国内盤【1/3の純情な感情で世に広く知られているために実はハード・ロック・バンドということがあまり知られていないSIAM SHADE。そんなSIAM SHADEの曲をSebastian Bach、Mike Vescera、Richie Kotzenら海外の大物達がカヴァーしたのがこのトリビュート・アルバム。収録曲とカヴァーしたアーティストは詳細をご覧ください。】


▲CONCERTO MOON / Rain Forest

・盤質:B 日本 正統派メタル’99年 3rd 国内盤【(Vo)尾崎が参加した最後の作品。島のクラシカルなギター・プレイを軸にした哀愁の正統派メタルという路線はいつも通り。代表曲である「Unstill Night」、スリリングなソロが印象的な「Fight To The Death」、キーボード・ソロも聴きごたえありの「Time To Die」などを収録。疾走、ミドル、バラード、インストとバランスよく配置された初期の名盤。】


▲AION / Zetto

・盤質:B 日本 パワー・メタル’93年 5th 国内盤【初期〜3rdくらいまでは個性的でテクニカルなスラッシュ/パワー・メタルを披露していた彼らですが、今作はリフの刻みの量やヘヴィさなどを抑え、かつメロディアスさを増して聴きやすい内容になっています。かつてからは想像も付かない青春くささを感じさせる歌詞はある意味衝撃的。疾走感はまだまだ高めです。】


▲DISMAL LAPSE / Eon Fragmentation

・盤質:A US テクニカル・デス’09年 1st 輸入盤【ブラストを軸に起伏の多いリズムで聴かせるデス・メタルを軸に、高速刻み、速弾き、不穏なフレーズ、クリーン・アルペジオと様々なフレーズをリフにして聴かせるギタリストのセンスが素晴らしいテクニカル・デス。テクニカルかつメロディアスなギター・ソロや、要所で飛び出すベースのメロディアスなフレーズも聴きどころ。】


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