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店主からの一言


ご訪問誠にありがとうございます。

当店では海外から輸入したヘヴィ・メタルのCDを取り扱っております。その性質上、日本のバンドの作品がほとんどなかったり、アンダーグラウンドな作品がメインなことから有名なバンドの作品はほとんどありません。地道に活動しているマイナーなバンドの作品を多めに取り揃えておりますので、そういったアーティストに興味のある方にはお楽しみいただけるのではと思います。ぜひご覧くださいませ。

また、在庫は稀に同一タイトルで複数点あるものもございますが、基本的にはそれぞれ1点しかございません。仕入れも頻繁にはいたしませんので再入荷もほぼ無いか、数か月〜数年単位で間が空きますのでご注意くださいませ。

当店はかつて中古CD店としてスタートし、その後輸入CDのみとなっておりましたが、今後再び中古CDの取り扱いをしていくことにいたしました。現在メタルのCD買取も実施しております。ぜひお売りくださいませ。

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検索条件 [カテゴリー]:指定なし [検索文字]:▲、テクニカル/プログレッシヴ

ヒット件数:203


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▲DAITA / Volcano High

・盤質:A 日本 SIAM SHADEのギタリスト’02年 映画のサントラ 国内盤【韓国の映画、「火山高」のサウンド・トラック。作曲はSIAM SHADEで知られるDAITAで、ほとんどは打ち込み系のデジタル・サウンド。DAITAのギターをフィーチュアした曲もありDAITAのライヴの定番になっている曲も少しあります。】


▲CIRCUIT V PANTHER / Sexy Finger II

・盤質:B 日本 CYCLE、元SEX MACHINEGUNSのギタリストのインスト・ソロ作’04年 2nd EP 国内盤【ミステリアスな雰囲気の曲、ギターが歌うような爽やかな曲、ベタな疾走クラシカル・メタル、泣きのギターが美しい曲…カラフルな楽曲を楽しめつつ、パンサーの超絶テクニックも満載された充実のギター・インスト。曲数は6曲と少ないながらも、6分、4分、4分、8分、5分弱、5分とそれぞれにそれなりの長さはあるので、ボリューム不足感も無いのが魅力。歌心あるフレージングの数々が素晴らしいです。】


▲KING CRIMSON / Beat

・盤質:A UK プログレッシヴ・ロック’82年 9th 輸入盤【Robert Fripp、Adrian Belew、Tony Levin、Bill Brufordの4名で制作。1970年代のようなシンフォニック・ジャズ・ロック路線ではなく、ポリリズムを多用したミニマル・サウンドを聴かせる路線のプログレッシヴ・ロック。Tr.5 NeuroticaのBillのドラミングが強烈。'70年代ともこれ以降のヘヴィ路線とも違った味わいのある作品。】


▲MARILLION / Brave

・盤質:B UK プログレッシヴ・ロック’94年 7th 国内盤【セヴァーン橋で彷徨う少女の物語を描写したコンセプト・アルバム。基本的にはスローな中、主にドラム音に強弱をつけた静と動の対比の展開、泣きのギター・ソロ、非常にメランコリックな歌メロとピアノ、アンニュイでエモーショナルなヴォーカルで聴かせる叙情的なプログレッシヴ・ロック。要所に入る変拍子によるスリリングな演奏がいいアクセント。】


▲ANDERSON BRUFORD WAKEMAN HOWE / Anderson Bruford Wakeman Howe(閃光)

・盤質:B UK プログレッシヴ・ロック’89年 1st(唯一の作品) 国内盤【'70年代の頃を思わせるようなファンタジックかつテクニカルなサウンドが魅力的な1枚。Close To The Edgeのような20分近い大作こそ無いものの、9〜10分が3曲、8分弱も1曲と緻密に計算された構成の長尺な曲が並んでいます。総合的には派手なテクニカルさこそ'70年代ほどではないにしろ、その分メロディアスさもありバランスの良い作品。】


▲YES / Close to The Edge(危機)

・盤質:B UK プログレッシヴ・ロック’72年 5th 国内盤【3曲で40分という大作主義の作品で、各楽器の非常にテクニカルで表現豊かな演奏に、Jon Andersonのクリアなハイトーン・ヴォーカルによる美しい歌唱が聴きどころ。Tr.1「Close to The Edge」の非常にドラマティックな展開と複雑でテクニカルなリズムはプログレッシヴ・ロック勢のみならずプログレ・メタル勢にも大きな手本となり影響を与えたことでしょう。】


▲YES / Tormato

・盤質:B UK プログレッシヴ・ロック’78年 9th 輸入盤【曲が短くコンパクトになっていますが、複雑というほどではないにしろ捻りのあるリズムとギター、キーボードの速弾き、いつも通り主張の強いベース等でまだまだ後のLonely Heartとかの時よりは技巧的な側面も感じられる作品。それでいてJon Andersonの美声を活かした聴きやすいメロディの曲もたっぷりの1枚。ドラムはAlan Whiteです。】


▲YES / Talk

・盤質:C UK プログレッシヴ・ロック’94年 14th 国内盤【現代的な音作りでハード・ロック寄りなハードなリフを聴かせるギターとパワフルなドラムのリズムが多めにフィーチュアされているのが特徴的。また7〜8分とそこそこの長さがある曲があっても構成は入り組んでおらず聴きやすいのも特徴。16分の大作Tr.7のみ例外的にイントロから変拍子が炸裂し、静と動の展開で壮大に聴かせる'70年代Yesを思わせる曲になっています。】


▲ASTOR PIAZZOLLA / And His Tango Quintet

・盤質:B アルゼンチン バンドネオン奏者 輸入盤【著名なバンドネオン(アコーディオンみたいなやつ)奏者。タンゴを元にクラシックやジャズの要素を融合させたと言われる方で、タンゴってなんだろう?と思って聴いてみた作品です。哀愁のメロディ、バンドネオンとピアノ、ヴァイオリンの絡みが非常に美しく優雅なサウンドを奏でています。小難しい要素が無く、ゲーム音楽などを楽しむような感覚で聴けるメロディアスな1枚。】


▲RAVI SHANKAR / The Teacher

・盤質:A インド シタール奏者 輸入盤【シタール演奏の第一人者。メタルとかゲーム音楽とかにもちょいちょい登場するインドの楽器シタール。サイケデリックさ溢れる独特の音色と音階で大変クセになるサウンドです。パーカッションも加わればより儀式的、呪術的なシャーマニックなサウンドに!演奏の尺も13分、21分、12分と長いのでシタール・サウンドにじっくり浸れます。】


▲VICTOR / Victor

・盤質:B カナダ RUSHのAlex Lifesonのプロジェクト 輸入盤【基本的には'90年代前後のRUSHのようなオルタナティブロック色が感じられるリフと歌メロが変拍子に絡むスタイルのプログレッシヴ・ハード・ロック。Dalbelloの癖が強いながらも激ウマなヴォーカルは聴きごたえがあります。Alexはコードによるハードなリフとクリーン・トーンの柔らかなリフのバッキングに、ソロも聴かせてくれます。】


▲FIGURE OF MERIT / Vatic

・盤質:S、UK テクニカル・ヘヴィ系バンド’05年作 輸入盤【ノイジーかつ不穏なリフを主軸に据えたハードコア系のサウンドで、スラッジ・ドゥームほど極端ではないものの、低音でヘヴィさを強調するところも多めなので、割とスラッジ寄りなサウンド。しかしながら展開もあり、変拍子の使用も多いテクニカルなサウンド。リズム面がテクニカルなヘヴィ・サウンドが好きな方にオススメ。】


▲THE OCEAN / Heliocentric

・盤質:S、ドイツ テクニカル・エクストリーム・メタル’10年 5th 輸入盤【今作は前作よりもさらにプログレ・メタル寄りな内容になっており、何よりもヴォーカルが急にクリーン歌唱メインになったのがその大きな変化です。クリーン・トーンのアルペジオによる美しいフレーズも多め。そのクリーンとへヴィ・リフの対比が実に美しい作品です。変拍子の使用は相変わらず多く、リズムがテクニカルな作品が好きな方には今作もオススメ。】


▲AGENT COOPER / Beginner's Mind

・盤質:S、ケースヒビ US テクニカル・メタル’05年作 輸入盤【叫ぶようなハイトーンと、つぶやくような低音まで範囲の広い歌唱を聴かせるヴォーカルが多彩な曲を歌い上げるテクニカル・メタル。曲そのものは4〜5分程度と比較的コンパクトですが、その中でスリリングな展開をしてみたり、変拍子でテクニカルに聴かせたりするサウンド。ベースがウマいコンパクトなテクニカル・メタルが好きな方にオススメ。】


▲HELREID / Fingerprints Of The Gods

・盤質:S、イタリア テクニカル・メタル’99年 2枚組EP 輸入盤【Disc1は3曲入りのオリジナル曲で合計20分程度。Disc2はカヴァー曲3曲でこちらも合計20分程度。オリジナル曲の方は、比較的メロパワ寄りな分かりやすい歌メロが魅力的なテクニカル・メタル。総合的なクウォリティは高く、メロディックなテクニカル・メタルが好きな方には是非とも聴いてみてほしい作品。ADRAMELCH、WARLORDとマニアなカヴァーにも注目。】


▲PBII / Plastic Soup

・盤質:S、オランダ テクニカル・メタル’10年 1st 輸入盤【変拍子などの使用はほとんど無いながら、流麗なソロと爽やかな歌メロで長めの曲を展開させて聴かせるタイプ。サウンドとしては、CAIROとかMAGELLAN辺りに雰囲気が近く、メタル色は若干薄いものの、プログレッシヴ・ロックというにはギター・ソロがメタリックでリフがハードなスタイル。印象的なのがベースで、動きまくりのフレーズを連発してきます。】


▲POOR GENETIC MATERIAL / Island Noises

・盤質:S、ドイツ テクニカル・ロック’11年 9th 輸入盤【2枚組、トータル約98分の大作で、Disc1のTr.1からドラムの手数多いプレイがカッコ良くて痺れます。ヴォーカルはジョン・ロートンを思わせるような、ダンディでよく通る声でとても魅力的。その声が最大限に活かされている歌メロも特筆モノ!多彩な楽曲を優れた演奏力で構築する聴き応えのある作品。メタルであることにこだわらない方に超オススメ!】


▲PROJECT CREATION / Dawn on Pyther

・盤質:S、ポルトガル テクニカル・メタル’07年 2nd 輸入盤【笛やパーカッションの挿入などでフォーキッシュで、どことなく中南米の遺跡なんかが浮かんでくるような神秘的な雰囲気を醸し出し、壮大で緩急あるドラマティックな展開で聴かせる作品。ジャケからはどことなくクサメタル臭も漂いますが、そういったサウンドでは無く、メロディックなテクニカル・メタル系サウンドです。】


▲MARCEL COENEN / Guitartalk

・盤質:S、オランダ SUN CAGEDのテクニカル・ギタリスト’99年 1st 輸入盤【SUN CAGEDを思わせるようなモダン・ヘヴィネスの効いたリフのメロディックなテクニカル・メタル・ナンバーもありますが、どちらかというとスティーヴ・ヴァイを思わせるようなトリッキーさとメロディアスさが融合したような曲が多め。意外とストレートなリズムをした曲が多いですが、マルセルの非常に流麗でメロディアスなテクニカル・フレーズはやはりセンス抜群!】


▲SCULPTURED / Embodiment

・盤質:S、US 個性派テクニカル・メタル'08年 3rd 輸入盤【グロウル・ヴォーカル主体ながらもバッキングはモダンなメロディック・メタルといった感じのサウンドを基本にしたテクニカル・メタル。クリーン歌唱パートの存在は珍しくは無いですが、そこに切り替わる際のテンポ・チェンジやビートの切り替えなどの性急な展開でテクニカルに聴かせるサウンド。変拍子も入っていて聴き応えは抜群。かなり個性的でGoodな1枚!】


▲ANEURYSM / Shades

・盤質:S、イタリア 個性派テクニカル・メタル’07年 2nd 輸入盤【変拍子を多用したテクニカルなリズムがまず印象的ですが、曲によってその表情が大きく異なるのが特徴。地声でのシャウトとへヴィ・リフ主体のダークな曲、インダストリアルな曲、ブラストも飛び出すエクストリーム・メタル的な曲、パワー・メタル寄りな曲、泣きの叙情スロー・ナンバー…緊張感が高くも多彩で個性的なテクニカル・メタル。】


▲MASTERMIND / Insomnia

・盤質:S、US プログレ・ハード'10年 7th 輸入盤【昔はEMERSON LAKE & PALMERからの影響丸出しのプログレ・ハードを披露していましたが、今作では女性ヴォーカルが参加、曲そのものも5分くらいとコンパクトで、構成もシンプルなハード・ロック的なサウンドになっているのが特徴。キーボードにはイェンス・ヨハンソンが参加。インストであるTr.8は壮絶なテクニックを押し出した曲で、イェンスの超絶キーボードも楽しめます。】


▲MISTER KITE / All In Time

・盤質:S、スウェーデン テクニカル・メタル’02年 1st 輸入盤【リズムが捻くれたTr.1、4のようなテクニカルな曲もあれば、MOTLEY CUREを思わせるようなTr.2、モダン・ヘヴィネスの効いたヘヴィなTr.3のような曲もありの一筋縄ではいかない作品。テクニカルな場面がありつつ基本は歌重視で、あまりゴリゴリにテクニックを押し出していないテクニカル・メタルが好きな方にオススメ。】


▲TEARS OF ANGER / Still Alive

・盤質:S その他状態: スウェーデン メロディック・メタル’04年 1st 【規格番号:LMC 99】輸入盤


▲WATERCLIME / The Astral Factor

・盤質:S その他状態: スウェーデン ヴィンターソーグによるプログレッシヴ・ロック’06年 1st 【規格番号:LMC 164】輸入盤


▲ELIAS VILJANEN / The Leadstar

・盤質:S、フィンランド SONATA ARCTICAのギタリスト’05年 2nd 輸入盤【1stが北欧らしさが前面に出ていた作風であったのに対し、今作では北欧っぽい湿ったメロディの曲は減り、彼が影響を受けたというジョー・サトリアーニを彷彿とさせる明るいメロディのキャッチーな曲が増えております。全体的に歌心が満載されており、ギターが歌い、ソロに入るとテクニカル!といった構成で、テクニカルさを残しつつより聴きやすくなった内容。】


▲KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH / Silent Scream

・盤質:S その他状態: 日本 超絶ネオクラシカル・ギタリスト’99年 2nd 【規格番号:LMC2207-2】輸入盤


▲MATTSSON / Another Dimension

・盤質:S フィンランド テクニカル・ギタリスト'00年 6th 輸入盤【Visionを思わせるような哀愁のミドル・ナンバーや、シリアスで重苦しいネオクラシカル・ナンバー、哀愁の疾走ナンバー、テクニカルなインストとバランス良く収録。Tr.2、13、14等一部の曲は歌メロにキャッチーさがあって分かりやすいですが、ほとんどの曲はちょっと歌メロが地味なところが難点。ただ、変拍子を要所で繰り出すリズム面や、非常に流麗なギターとキーボードのソロは聴きごたえ十分。】


▲VERNON REID / Mistaken Identity

・盤質:A その他状態:ケースヒビ LIVING COLOURのギタリストによる’96年作品 【規格番号:SW0051CD】輸入盤


▲AVALON / Vision Eden

・盤質:S、ドイツ テクニカル・メタル’98年 4th 輸入盤【基本的には硬質なリフのミドル・パートを主体にしつつ、ウマく変拍子や疾走パートを絡めたり、テンポが切り替わる展開を持たせるなどして5分程度のコンパクトな尺で変化を持たせて聴かせてくれるテクニカル・メタル。速弾きやメロディアスなソロ、手数多いドラム等の演奏面はもちろん、後にPOWER QUESTやFIREWINDにも参加するChity Somapalaによるパワフルで安定感のあるヴォーカルも質を高めるのに大きく貢献した隠れた名作!】


▲BIOGENESIS / The Rise, The Fall, The Rebirth

・盤質:S その他状態: US テクニカル・メタル’12年 2nd 【規格番号:SM 026】輸入盤


▲LIONS SHARE / Two

・盤質:B スウェーデン プログレッシヴ・メタル’96年 2nd 輸入盤【後にSECTION A等でも活躍する激うまハイトーン・ヴォーカル、Andy Engbergの歌唱がまずインパクト大。スロー・テンポ主体でありつつ間奏等要所で変拍子等のテクニカルなリズムを取り入れた展開、スリリングな速弾きソロや手数多いドラムで聴かせるプログレッシヴ・メタル。雷鳴の如く轟くドラムがカッコいいです。ストレートなアップ・テンポ・ナンバーTr,3やメロハー的バラードTr.4もアリのバランスの良い1枚。】


▲TOMORROW'S EVE / Tales From Serpentia

・盤質:S ドイツ プログレッシヴ・メタル'08年 4th 輸入盤【SYMPHONY Xのような、ヘヴィさもあるガッシリとしたリフに、変拍子&速弾きユニゾンでスリリングにテクニカルに聴かせる良質プログレッシヴ・メタル。曲そのものはミドル・テンポ主体ながらも手数足数多いドラムは聴き応え抜群だし、歌メロもしっかりしているし、熱唱系の力強いハスキー系のヴォーカルもGood。曲そのものは5分前後とプログレッシヴ系にしてはコンパクトであるところもポイント。】


▲VINNIE MOORE / Meltdown

・盤質:B US テクニカル・ギタリスト’91年 3rd 輸入盤【クラシカル系から路線変更し、US王道メタル的なサウンドのギター・インスト・ナンバーが主体となった1枚。ソロ・パートだけでなく随所で超絶プレイを織り交ぜてくる様に圧倒される実にスリリングな内容です。冒頭から超絶テクが炸裂しまくりで、流麗なレガート・プレイに、驚異的な粒立ちの良さのフル・ピッキング、いずれも壮絶なクッキリ感です。】


▲EVENT / Electric Skies

・盤質:A US プログレッシヴ・メタル’98年 1st 国内盤【3〜5分程度のコンパクトな尺の中で変拍子やユニゾン満載のテクニカルな演奏を聴かせてくれる作品。ヴォーカルは割と渋くて太い声質で低〜中音域主体でありつつ高音域もパワフルに聴かせる実力派。ソロの長さもちょうどよく歌メロが分かりやすい曲もあって聴きやすいのが魅力的。超絶テクニカルなインスト・ナンバーTr.9には圧倒されます。ラストのTr.10まで全く隙の無い、コンパクトなプログレッシヴ・メタルの理想的サウンドにして隠れた名盤。】


▲AEON ZEN / A Mind's Portrait

・盤質:B UK プログレッシヴ・メタル’09年 1st 輸入盤【Andi Kravljaca、Andreas Novak、Nils K. Rue、Elyes Bouchouchaら実力派のゲスト・ヴォーカルの安定感あるハイトーン歌唱、叙情的なメロディと要所で変拍子を取り入れたリズムによる王道のプログレッシヴ・メタル。ギターとキーボードのテクニカルでありつつメロディアスかつ構築感もある速弾きも聴きどころ。】


▲LEVIATHAN / Deepest Secrets Beneath

・盤質:B US プログレッシヴ・メタル’94年 1st 輸入盤【変拍子主体のややこしいリズム、キャッチーではないものの陰がある叙情的なメロディ、ちょっと入り組んだ曲構成、動きの多いギターとベースのリフによってテクニカルに聴かせるプログレッシヴ・メタル。ギター・ソロはテクニカルでありつつメロディアスな泣きも聴けてGood。やはり初期のFATES WARNINGとかを思わせる正統派メタル下地に複雑にしたようなサウンド。】


▲MAGELLAN / Impending Ascension(殉難の未来)

・盤質:A US プログレッシヴ・ハード・ロック’93年 2nd 国内盤【キーボードを主軸にした壮大なシンフォニック・ロック路線は変わらずですが、Tr.1、Tr.2と連続で11分の大作、さらにはTr.6も11:50と大作主義が色濃い作品。複雑な構成に多めの展開、テンポの切り替え等でやはりテクニカルではあるものの、前作より変拍子は控えめな印象かつ耳当たりの良いフレーズが増えたことで、大作ながらも聴きやすさが少々上がった印象の作品。】


▲MAGELLAN / Impossible Figures

・盤質:A US プログレッシヴ・ハード・ロック’03年 5th 輸入盤【変拍子を多用したテクニカルなリズムと、キーボード・オーケストレーションによる壮大なシンフォニック・ロック路線は変わらずですが、キーボードがメインだった初期の作品と比較すると、ギター、ベース、ドラムの音を前面に押し出すことでハード・ロック度を増したサウンドになっているのが大きな特徴。今作は10分のTr.2が最長で、あとは5,6分とそこまで大作主義ではないです。】


▲MAGELLAN / Hundred Year Flood

・盤質:B US プログレッシヴ・ハード・ロック’02年 4th 国内盤【CD上では13トラックに分かれている34分のThe Great Goodnightが大きな聴きどころ。次作ほどリフはハードではないものの、Joeのパワフルでメタル的なドラミングにより、かつてよりハード・ロック/メタル寄りなサウンドになっているのがポイント。また、変拍子も多用というよりは要所で出てくる感じになっています。随所で聴けるスウィープによる流麗なソロはさすがGeorgeです。】


▲STYX / Cornerstone

・盤質:A US プログレ・ハード’79年 9th 輸入盤【伸びやかなクリア・ハイトーンと爽やかなコーラス、メロディアスな歌メロを軸にした聴きやすいメロディアス・ハード路線の作品。哀愁のある曲や、叙情的なバラード、ハードさ強めの快活なナンバー等バランス良く収録。プログレ色は軽くリズムに捻りのあるTr.6や、英国プログレ感が強い叙情的なラストTr.9くらい。叙情的なソロにスリリングな速弾きソロも聴かせるギターが聴きどころ。Tr.2ではサックスとギターのソロ掛け合いやユニゾンが聴けます。】


▲SYMPHONY X / Symphony X

・盤質:B US プログレッシヴ・メタル’94年 1st 国内盤【イントロダクションTr.1を経て流れる実質的1曲目Tr.2から早速クラシカルなメロディと変拍子入りのテクニカルな展開のSYMPHONY X節が炸裂します。演奏面はMichael Romeoはやはりすでに超絶なネオクラシカル速弾きを決めまくりですし、随所で速弾きで主張を強めるベースも強力。また、パワー・メタル色が薄く、ストレートな疾走ナンバーはTr.7くらい。ネオクラシカル & プログレッシヴな1枚です。】


▲BEN GRANFELT / The Truth

・盤質:A フィンランド ギタリスト’94年 1st 国内盤【フィンランドから想起される冷たさやキラキラ感、哀愁などは一切なく、US系の王道ハード・ロック・サウンドが下地のギター・インスト。Joe Satrianiを思わせるような分かりやすいメロディの明るいナンバーが中心。どちらかというとギターを歌わせるようなスタイルで、あまり派手な速弾きはしないタイプ。また、安定感のあるリズム隊のプレイも聴きごたえがあり、数曲でソロも聴かせるベースが聴きどころ。】


▲DAVE MENIKETTI / On The Blue Side

・盤質:B US Y & Tのギタリスト’98年作 国内盤【Tr.1から圧倒的な泣きと圧倒的にソウルフルでエモーショナルでパワフルな歌唱を聴かせてくれます。Tr.1のような泣きのスロー・ブルース・ナンバーもあれば、Tr.2のように陽気なブルース、Tr.3のようにアップ・テンポなブルースR&Rナンバー、Tr.5のような軽快なインストも収録されており、幅広くブルージーな音が楽しめる作品。SANTANA、Gary Mooreばりに激泣きのギターが炸裂するTr.4、12等が大きな聴きどころ。】


▲GARY HOEY / Bug Alley

・盤質:B US ギタリスト’96年作 輸入盤【ギター・インスト曲を中心に、ヴォーカル曲も収録した作品。やはりゲイリー・ホーイといえばギターが歌うようなインストが素晴らしい方で、この作品もTr.5、6のように艶やかなトーンでメロディアスに歌うナンバーがとても魅力的。ギターだけでなく手数の多いドラムも全体的に素晴らしく聴きごたえがあります。】


▲JEFF WATSON / Lone Ranger

・盤質:B US NIGHT RANGERのギタリスト’91年 1st 国内盤【アメリカン・メタル、正統派メタル/ハード・ロックをそのままインストにしたような曲が中心。スリリングな速弾きを軸に、アコギを導入した曲や、ギターが歌うようなメロディアスな曲も収録したギター・インスト作品。Jeffお得意の8フィンガーズ奏法もバッチリ炸裂しています。ソロのアグレッシヴなタッピングがカッコいいRIOTの疾走曲みたいなインストTr,7が聴きどころ。】


▲LIQUID GRAVEYARD / On Evil Days

・盤質:B、多国籍 プログレッシヴ・メタル’09年 1st 輸入盤【CANCERの(G,Vo)John Walkerらによるバンド。ヴォーカルはJohnの奥さんのRaquel Walker。テクニカル…というよりは、少し意外な展開と異様な雰囲気で聴かせるプログレッシヴなメタルで、ドゥーミーさやブラック・メタル的な不穏さを感じさせるどんよりしたヘヴィ・リフを軸にしたサウンド。ヘヴィなリフを軸にして、ちょっと変わったサウンドを聴かせるものが聴きたい方にオススメ。】


▲THE DETHRONERS / Overdriven Silence

・盤質:S ハンガリー テクニカル・メタル’08年 2nd 輸入盤  【ヘヴィなリフを軸にバッキングで叙情的なメロディも聴かせるギターに、高速のソロを決めるキーボード、要所での変拍子他捻りのあるリズムで聴かせる叙情テクニカル・メタル。4分前後のコンパクトな尺で、叙情的に程々にテクニカルに聴かせるものが好きな方にオススメ。】


▲THE IDORU / Monologue

・盤質:S ハンガリー テクニカル・メタル’06年 2nd 輸入盤  【軽快にコードを掻き鳴らすギターに、変拍子を駆使したテクニカルなリズム、スピーディな連打を聴かせるドラムが印象的な作品。曲の長さは3、4分とコンパクトですが、リズム面にひねりがあって面白いのがポイント。歌メロがわかりやすくありつつ、ちょいテクニカルなスクリーモ的要素ありのメタルが聴きたい方にオススメ。】


▲KAILASH / Past Changing Fast

・盤質:B イタリア テクニカル・インスト・メタル’09年 2nd 輸入盤  【浮遊感のあるクリーン・アルペジオをメインにした静のパートに、コード・ストロークや高速のリフを軸にした動のパートを華麗に切り替え、変拍子等のひねりのあるリズムも駆使する展開がカッコいいテクニカル・メタル・インスト。CYNIC、GORDIAN KNOT、CANVAS SOLARISなどが好きな方にオススメなサウンド。】


▲ARARAT / Musica De La Resistencia

・盤質:B アルゼンチン 神秘的なドローン/アンビエント/フォーク’09年 1st 輸入盤  【変化の少ないドローン的なサウンドがサイケデリックな雰囲気を醸し出し、妖しげなギターのフレーズが儀式的な雰囲気を醸し出すメロディアスさの無いTr.1のような曲や、メロディアスで神秘的な雰囲気を醸し出すTr.2、3のような曲が楽しめる作品。基本的にはインストですが、Tr.5等一部にはスペイン語のヴォーカルもあり。】


▲NEED / The Wisdom Machine

・盤質:S ギリシャ テクニカル/グルーヴ・メタル’06年 1st 輸入盤  【ガッシリした低音へヴィ・リフを軸にしたギター、疾走感は無いながらも多彩な2バス・ワーク等でテクニカルに聴かせるドラム、ダミ声でガナるヴォーカルによるグルーヴ・メタルが下地のちょっとテクニカルなメタル。へヴィでグルーヴィなリフが主体でありつつ、ちょっとテクニカルな要素のあるグルーヴ・メタルが聴きたい方にオススメ。】


▲WAKIM IN HOUSE OF THE DEAD / Songs Of The Moss

・盤質:A プログレッシヴ・サイケデリック・ロック 輸入盤  【リズムやコード・ストローク主体のギター・リフの軽快なノリは普通のロックですが、陶酔感のある中音域のマイルドなヴォーカルにモヤモヤした広がりのあるサウンド・プロダクションによって奇妙な酩酊感が生まれているサイケデリックさを醸し出してくるプログレッシヴ・サイケデリック・ロック。】


▲INSIDIAE / Where Demons Dare

・盤質:B オランダ テクニカル・メタル’12年 1st 輸入盤 【デス声が大々的にフィーチュアされているのが特徴的で、そのデス声と中音域の渋い歌唱半々くらいのテクニカル・メタル。ヘヴィなリフやブラスト・ビートも出てくる総合的にはモダンな内容ですが、ほとんどの曲に疾走パートがあって疾走感が割と高めなところが魅力的。スウィープ連発のテクニカルなソロや、繊細なドラムの刻みなど聴きどころも多い力作です。】


▲TOBY KNAPP / Misanthropy Divine

・盤質:A US テクニカル・ギタリスト’08年 3rd 輸入盤  【メロディアスかつスリリングなギター・インスト・ナンバーと、攻撃的なリフが主体のヴォーカル入りメタル・ナンバーも収録。】


▲ANAND / Joy 4 Ever

・盤質:S オランダ ギタリスト’03年作 輸入盤【ワウを効かせた艶やかで少し粘っこいトーンでギターがメロディをエモーショナルに歌うタイプのインスト。切なげなキャッチーなメロディが主体となっており、要所でテクニカルな速弾きを聴かせるスタイルです。メロディの切なさやギターの歌いっぷりで言えば、Neil Zaza辺りが近め。とにかくエモーショナルなギターと切ないメロディの数々が素晴らしい作品です。泣きギター好きにもオススメ。】


▲KING OF KINGS / King Of Kings

・盤質:B US プログレッシヴ・メタル’91年作 輸入盤【LED ZEPPELLINなどのUKハード・ロック的サウンドやUKプログレ的サウンドを基本にしつつ、そこに多彩なバッキングが面白いギターに、ゴキゴキした音で強烈な速弾きも決める主張強めのベース、まどろみ感のあるまろやかなヴォーカル、ちょっとモヤモヤした音質によるサイケ感のあるプログレッシヴ・メタル。テクニカルかつ個性的な名盤。】


▲MARC RIZZO / The Ultimate Devotion

・盤質:C US テクニカル・ギタリスト’07年 3rd 輸入盤【ネオクラシカル・スタイルの速弾きギターが基本。しかし曲の尺が8〜10分の曲が数曲あり、このテのインストにしては展開が多くて長めで、ブラスト・ビートやガラッと変わる急激な展開を組み合わせたTr.1からぶっ飛んだ展開で楽しませてくれます。ヴォーカル入りが数曲あるものの、基本はインスト・サウンド。ギターはフル・ピッキングをメインにひたすら弾きまくるスタイル。超絶速弾きと風変わりな展開の組み合わせが面白い作品。】


▲JETHRO TULL / Thick as a Brick

・盤質:B UK プログレッシヴ・ロック’72年 5th 輸入盤【アナログ盤当時で言えばA面、B面フルに使った盤1枚で1曲43分半の超大作。アコギとフルートにピアノの静のパート、エレキ・ギターやオルガンのハードなリフに手数多くスピーディなドラムとベース、オルガン等の速弾きソロによるアグレッシヴな動のパートを切り替えながら進む叙情的でありつつドラマティックな大作。変拍子も多くテクニカルかつ程よくハードで非常に聴きごたえのある1枚。】


▲JETHRO TULL / Minstrel in the Gallery

・盤質:A UK プログレッシヴ・ロック’75年 8th 輸入盤【冒頭から8分、7分弱のTr.3、16分42秒の大作Tr.6など、比較的大作指向の作品。中々ハードなリフがあったり、手数の多いドラムが聴けるなど、ハード・ロック/メタル系のリスナーにもYESなどと並んでとっつきやすい作品。変拍子や多めの展開によるスリリングなテクニカルさに、このバンドの顔ともいえるフルートもバッチリフィーチュアされた作品です。】


▲FRANK ZAPPA / Hot Rats

・盤質:A US アヴァンギャルド/プログレッシヴ・ロック'69年 輸入盤【非常に多作かつアヴァンギャルドでプログレッシヴな実験音楽の第一人者。メタル的にはSteve Vaiと関わりがあることで知られる人物です。メロディアスでありつつ独特な雰囲気のTr.1、ベースがよく動く9分のブルージーなTr.2、様々な楽器が飛び出しつつ手数多いドラムが印象的な9分のプログレ的Tr.3、笛が心地よいTr,4、サックス、ギター等のソロが続く16分のTr.5等々濃い曲が並んだ1枚。基本インストです。】


▲SUN RA / Space Is The Place

・盤質:B US アヴァンギャルド/フリー・ソウル/ジャズ’73年作 輸入盤【Tr.2、3こそ割と真っ当にジャズしていますが、各楽器が手数全開で奔放に暴れまわるTr.4は強烈なフリー・ジャズ。そしてアルバム表題曲Tr.1は21分にも及ぶ大曲で、掴みどころの無いリズムの上で幾度となく繰り返される「Space is the place」の歌詞、スペーシーなサウンドが異様な空気を醸し出す実に変態的なフリー・ソウル/ジャズになっています。前衛的なものが好きな方に実におすすめな1枚。】


▲DEEP BLACK SEES / Inside Outside

・盤質:A 詳細不明 プログレッシヴ・メタル’11年作 輸入盤【重厚な演奏でOPETHみたいなTr.1、ポスト/オルタナティブ・ロック風の爽やかなTr,2、少しデス声が入るものの割と王道のプログレ・メタルなTr,3、普通にハード・ロックなTr,4、激泣きメランコリック・メタルなTr.5…と、音楽性の幅が広い作品。曲の尺は7,8分が3曲、3〜5分が3曲、10分が1曲と長すぎずほどほど。歌唱も演奏も高レベルで安定しているのが魅力的。】


▲EXPEDITION DELTA / Expedition Delta

・盤質:A セルビア プログレッシヴ・メタル・プロジェクト’08年 1st 輸入盤【メロハーのような爽快で分かり易いポップですらある歌メロが満載されており、それでいてテクニカルな速弾きギター&キーボード・ソロも満載された作品。曲によってはスリリングなリズムでよりテクニカルに聴かせる名作。曲の長さも5分未満のものが多くコンパクトで、曲の構成もストレートで聴きやすいのも魅力。】


▲EVERGREY / In Search of Truth

・盤質:B スウェーデン プログレッシヴ・メタル’01年 3rd 輸入盤【後にストレートな構成とリズムのメランコリック・メタルになる彼らですが、今作はテンポ・チェンジなどの緩急ついた展開に、テクニカルなリズムも多めに駆使したテクニカルさを押し出した路線。ギター・ソロも派手な速弾きを聴かせてくれますし、ソロ以外でもギターやキーボードの速弾きフレーズが結構飛び出してきます。それでいてEVERGREYらしい陰のある叙情メロディはこの頃から健在。】


▲FIRESTORM / Web of Deceit

・盤質:A イタリア プログレッシヴ・メタル’08年 1st 輸入盤【メロディック・パワー・メタルを下地に、テンポの切り替わりや多めの展開とイタリア産らしい陰のある叙情的なメロディでドラマティックに聴かせるプログレッシヴ・メタル。変拍子は要所で出てくる程度。ヴォーカルの声質はロブ・タイラントに近い感じですが、高音域にパワーの無いロブといった感じですw スウィープ連発のテクニカルな速弾きや泣きのソロを決めるギター、足技がなかなか冴えてるドラム等演奏は聴きごたえがあります。】


▲LUNATIC SOUL / Lunatic Soul II

・盤質:A ポーランド プログレッシヴ・ロック’10年 2nd 輸入盤【パーカッシブなリズム、低音歌唱、ふわ〜っとしたキーボードや妖しいフレーズのギターが醸し出す陰鬱な雰囲気で、呪術的、儀式的な雰囲気が強いプログレッシヴ・ロック。変拍子や速弾きによる肉体的なテクニカルさではなく、独特な世界観を構築するタイプのダーク・プログレ。リズム音が皆無の静のパートが軸になっており、ヘヴィなドラム音が入る動は緊張感があります。】


▲NEW EDEN / Obscure Master Plan

・盤質:B US プログレッシヴ・パワー・メタル’99年 2nd 輸入盤【STEEL PROPHETや初期のFATES WARNINGに近い、初期のIRON MAIDENをもっと複雑にしたような正統派メタルでありつつ、奇妙なメロディーをハイトーン・ヴォーカルが歌う感じの個性派パワー・メタル。しかし、疾走感や、変拍子の使われ具合の多さ、展開の性急さなどを考えるとむしろWATCHWOWERやBLIND ILLUSIONとかを思い出すかなりの変態サウンド。】


▲PIGEON TOE / The First Perception

・盤質:A ドイツ プログレッシヴ・メタル’11年作 輸入盤【決して疾走感やヘヴィネス、アグレッションがあるわけではないながら、静寂の中ギラギラと光る変拍子の嵐、ポリリズムの使用など、リズムのテクニカルさでテンション高く曲を引っ張っていくダーク・プログレ。低音〜中音域のマイルドな歌唱もあって、全体的にOPETH、RIVERSIDEなどを思わせる内容。】


▲PROJECT CREATION / Dawn On Pyther

・盤質:B ポルトガル プログレッシヴ・メタル’07年 2nd 輸入盤【笛やパーカッションの挿入などでフォーキッシュで、どことなく中南米の遺跡なんかが浮かんでくるような神秘的な雰囲気を醸し出し、壮大で緩急あるドラマティックな展開で聴かせる作品。曲の尺は割と長く、約9〜10分の曲が5曲、6〜7分が4曲あるなかなかの大作主義。】


▲RETSAM SURIV / Exegesys

・盤質:B アルゼンチン プログレッシヴ・メタル’09年 1st 輸入盤【テンポの切り替え、変拍子、不規則な小節展開、叙情的な歌メロとメロディアスなギター・ソロやキーボード・オーケストレーションで壮大にドラマティックに聴かせるプログレッシヴ・ロック。Vitalij Kuprijばりにこれでもかと弾きまくるCristian Del Giorgioのキーボード・ソロがインパクト大!メロディアスなギターに、パワフルな女性ヴォーカルも聴きどころ。】


▲SLEEPYTIME GORILLA MUSEUM / In Glorious Times

・盤質:A US アヴァン/プログレッシヴ・ロック/メタル’07年 3rd 輸入盤【グロウル、スクリーム、脱力した歌唱など多彩なスタイルを聴かせるヴォーカル、オペラチックなノリやレゲエみたいなノリにブラック・メタル的な不穏なリフまで聴かせる幅広い音楽性、変拍子やテンポの切り替え等テクニカルな展開でも聴かせるアヴァンギャルドなプログレッシヴ・ロック/メタル。今回はメタル寄りなヘヴィなリフが多め。】


▲SLEEPYTIME GORILLA MUSEUM / Grand Opening and Closing

・盤質:A US アヴァン/プログレッシヴ・ロック’01年 1st 輸入盤【なかなかにヘヴィなリフやスクリームするヴォーカルなどメタル/ハードコア的な側面もありつつ、不気味な歌唱をしたり、ノイジーで非常に不穏なリフも聴かせたり、はたまた呪術的な雰囲気の曲もあるなどアヴァンギャルドな側面が強い作品。】


▲SOLSTICE COIL / A Prescription for Paper Cuts

・盤質:A イスラエル プログレッシヴ・ロック’05年 1st 輸入盤【不穏さと陰鬱さが合わさったようなメロディを低音歌唱にファルセットを多用する個性的なヴォーカル、メランコリックなピアノやギターのクリーン・アルペジオ、変拍子を多用したリズムによってダークかつサイケデリックさも漂う空間を演出する、妖しげでテクニカルなプログレッシヴ・ロック。ダークかつサイケな雰囲気ではPORCUPINE TREE、メランコリックさで言えばMARILLION辺りを思わせるようなサウンド。】


▲SYLVAN / Artificial Paradise

・盤質:A ドイツ プログレッシヴ・ロック’02年 3rd 輸入盤【MARILLIONを思わせるようなメランコリックなメロディの叙情的な曲と、明るめでアトモスフェリックな曲を聴かせるプログレッシヴ・ロック/メタル。曲によってハードなリフが出たりはするもののメタル度は低め。リズム面は変拍子を交えたテクニカルなものが多く、動きが多めのベースもあって聴きごたえがあります。SEVENTH WONDERのTommy Karevikを思わせるようなとてもエモーショナルなハイトーン・ヴォーカルは特筆もの。】


▲TETRAFUSION / Altered State

・盤質:B US プログレッシヴ・ロック/メタル’10年 2nd 輸入盤【メロディアスな歌メロ、フレージングからギターのトーンまでJohn Petrucciに近い印象のテクニカルなギター、動きの多いベースに手数多いドラム、バックを時に壮大に時に叙情的に彩るキーボード、よく練られた複雑な曲構成とテンポ・チェンジ等を絡めた静と動の性急な展開、変拍子多めのリズムによってテクニカルにドラマティックに聴かせる、DREAM THEATERに近いところがありつつそれとも違った側面も持ったプログレッシヴ・メタル。】


▲VANDEN PLAS / Christ Φ

・盤質:A ドイツ プログレッシヴ・メタル’06年 5th 輸入盤【安定感のあるクリアなハイトーン・ヴォーカルと各楽器の安定感ある演奏、陰のあるシリアスな叙情メロディ、練られたドラマティックな構成で聴かせる王道のプログレッシヴ・メタル。メロディアスな速弾きギターとキーボードもあってとにかく王道の色合いが濃い作品。リズム面は比較的ストレートで、要所に出てくる変拍子がいいアクセントになっています。バッキバキにテクニカルではなく技巧的でありつつも曲とメロディ重視の落ち着いた演奏が楽しめる1枚。】


▲BRUCE BOUILLET / Interventions

・盤質:A US ギタリスト’08年作 輸入盤【今作は哀愁のヘヴィ・メタルが下地であり、Tr,5のようにヘヴィなリフの曲もありますが、RACER XやIMPELLITTERIを思わせるような正統派メタル然としたリフの曲はTr,1くらい。あとは哀愁のメロディやリフを軸にしたメロディアスなミドル/スロー・ナンバーがメインのインスト作品。やはりソロで炸裂する高速フル・ピッキングやタッピングのテクニカル・プレイは聴きごたえ抜群。しかしそれ以上にメロディの良さが光っている1枚。】


▲FABRIZIO LEO / Cutaway

・盤質:A イタリア ギタリスト’06年作 輸入盤【ヘヴィなリフと速弾き主体のメタル系の曲と、Tr,6〜9のようにメロディアスに歌うプレイを主体にしたフュージョン系の曲を収録したギター・インスト作品。どちらの路線にしても変拍子を多用したリズムに、本人のGreg Howeばりの息の長い壮絶なレガート・プレイ、スキッピング、スウィープ & タッピング、高速フル・ピッキングの超絶ソロで非常にテクニカルな内容。】


▲ESCARRE / Une voute sans clef

・盤質:A カナダ アヴァンギャルド・メタル’15年 1st 輸入盤  


▲ACACIA / Deeper Secrets

・盤質:A イタリア プログレッシヴ・メタル’96年 1st 輸入盤【若干凝った構成の曲を安定感のある演奏で聴かせるプログレッシヴ・メタル。ヴォーカルはパワーがちょっと足りないジェイムズ・ラブリエといったイメージ。陰のある叙情メロディが魅力。】


▲ACRON / Labyrinth of Fears

・盤質:A イタリア プログレッシヴ・メタル’98年 1st 輸入盤【変拍子を駆使したリズム、要所で炸裂する速弾きキーボード、速弾きギター・ソロ等によるスリリングな演奏が魅力的なプログレッシヴ・メタル。Tr.1こそ9:41と若干長尺ですが、他は6分程度のほどよい感じ。ラフにメロディを歌うダミ声ヴォーカルが個性的。】


▲ANTHROPIA / The Ereyn Chronicles Part I: The Journey of Beginnings

・盤質:A フランス プログレッシヴ・メタル’06年 1st 輸入盤【叙情的な泣きとテクニカルな速弾きを聴かせるギター、バックをオーケストレーションで彩りつつ速弾きソロやギターとのユニゾンも聴かせるキーボード、複雑な構成をした曲で聴かせるプログレッシヴ・メタル。曲は6〜10分と少し長め。Tr.2のイントロこそクサメロで疾走し始めてメロパワっぽいですが、中心となるのはDREAM THEATER的な陰のある雰囲気と叙情フレーズを軸に、要所で変拍子等のテクニカルなリズムや速弾き等で聴かせる作品。】


▲POVERTY'S NO CRIME / The Autumn Years

・盤質:A ドイツ プログレッシヴ・メタル’96年 2nd 国内盤【少し入り組んだドラマティックな曲構成と叙情的なメロディでじっくり聴かせてくれるプログレッシヴ・メタル。とにかく叙情的なメロディが素晴らしく、ギター・ソロもメロディ重視の少し長めのソロを聴かせてくれます。テクニカルさよりもドラマティックさと叙情性に重きを置いたプログレッシヴ・メタル。】


▲VANDEN PLAS / The God Thing

・盤質:B ドイツ プログレッシヴ・メタル’97年 2nd 国内盤【叙情的なメロディやフレーズを軸にしたシリアスなプログレッシヴ・メタル。ほとんどの曲が6〜7分程度と少々尺が長いですが、クリーン・アルペジオやピアノを主体にしたより叙情的な静のパートに、変拍子や速弾きでスリリングに聴かせる動のパートを切り替えながら進む曲の数々は聴きごたえ抜群。テクニカルさと叙情性をバランス良く両立させたまさに王道のプログレッシヴ・メタル。】


▲COZY POWELL / Tilt

・盤質:A UK RAINBOW他のドラマー'81年 2nd 国内盤【前作に引き続き、今作も豪華ゲストを多数招いての作品(参加ゲストは詳細にて)。インストがメイン。フュージョン色のあるTr.1、泣きのギターが光るTr.2、ブルージーな哀愁が強烈なヴォーカル・ナンバーTr.3、前作の「Killer」のようにスリリングな高速シャッフル疾走ナンバーTr.5、AOR寄りなTr.6〜8など今作もバラエティに富んだ内容ながらも、ストレートなリズムと構成の曲に各人の技巧が存分に炸裂した名曲揃いの内容。】


▲RACER X / Extreme Volume

・盤質:A US ポール・ギルバートのバンド’88年 Live盤 国内盤【Paul GilbertとBruce Bouilletによる圧倒的な安定感と速度を誇るギター・ソロはもちろんのこと、ベーシストJohn Aldereteの変態的な超絶テクを聴けるソロもあります。さらに安定感抜群のScott Travisのドラミングに、Rob Rockを思わせるようなパワフルなハイトーン・シャウトを聴かせるJeff Martinのヴォーカルと、全てにおいて隙が無い完璧な正統派メタル・ライヴ・アルバム。】


▲SAMAD / Samad

・盤質:B マレーシア テクニカル・ギタリスト’94年 ソロ作 国内盤【ギターが歌い、ソロでは豪快な速弾きをガンガン決めるインスト曲を中心に、数曲ヴォーカル入りのバラードも3曲ほど収録した作品。スリリングな速弾きが多めの曲、ペンタトニック主体の曲、泣きのバラード系の曲と多彩なインストが楽しめる1枚。】


▲TIDES FROM NEBULA / Aura

・盤質:A ポーランド アトモスフェリック・プログレッシヴ・メタル'09年 1st 輸入盤【変拍子を駆使したリズムに瑞々しいトレモロ・リフを乗せ、轟音リフと切り替わる展開で聴かせるアトモスフェリック・プログレッシヴ・メタル。あるいはハードなポスト・ロックと言ってもいいようなサウンド。儚げで美しく、それでいて演奏面も聴きごたえのある内容。なお、ヴォーカルは無しのインスト作品です。】


▲CARNIVAL IN COAL / Vivalavida

・盤質:A フランス アヴァンギャルド・エクストリーム・メタル’99年 1st 輸入盤【厳かに美しく始まったな〜と思ったらブラスト・ビートとノイジーなリフ、シャウトするヴォーカル、非常に不穏なキーボードに切り替わるクレイジーな展開のTr.1が示す通り、とにかくアヴァンギャルドでイカレた展開が特徴的な変態メタル。変態メタルは他にもいますが、この作品は全体的にダークな色合いが強めなのが特徴。】


▲CARNIVAL IN COAL / Collection Prestige

・盤質:A フランス アヴァンギャルド・エクストリーム・メタル’05年 4th 輸入盤【今作もまたファンキーなノリと歌唱からドギついヘヴィ・リフとガテラル・ヴォイスに展開、終盤にはイカレたしんふぉ・ブラックみたいなブラスト・パートも存在するTr.2などイカレた曲が満載された変態メタル。起伏の激しいいつものわけ分からん曲はもちろん、珍しくダークな要素控えめで比較的わかりやすくファンキーなTr.5も聴きどころ。】


▲CARNIVAL IN COAL / Fear Not

・盤質:A フランス アヴァンギャルド・エクストリーム・メタル’01年 3rd 輸入盤【ノイジーなヘヴィ・リフに、ブラスト・ビートのブルータルなパートがあったかと思ったらグルーヴィなリズムで楽しげに歌いだすパートも出てくる摩訶不思議なTr.1から変態的な曲が目白押し。テクニカルさよりもアヴァンギャルドな展開とエクストリームなサウンドで聴かせる摩訶不思議な作品が聴きたい方にオススメ。】


▲DEREK SHERINIAN / Mythology

・盤質:A US キーボーディスト’04年 4th 国内盤【Allan Holdsworth、John Sykesら強力ゲストが多数参加。Allan Holdsworthが参加したTr.1は8分と長尺で展開も多いプログレ・メタル系インスト、Steve Lukather参加のTr.5はメロハーっぽいインスト、Jerry Goodman参加のTr.6はMahavishnu Orchestraのような変拍子と高速ユニゾンが炸裂するテクニカルな曲…等、ゲストに合わせた楽曲を収録。】


▲DEREK SHERINIAN / Oceana

・盤質:B US キーボーディスト’11年 7th 輸入盤【Tony MacAlpine、Steve Lukatherら今作も強力ゲストが参加のインスト作品。今作はゲストに合わせて曲のジャンルを幅広く取っている作風ではなく、あくまでDerekが得意とする少し無機的な質感のあるフュージョン/プログレ・メタル路線が中心となっている1枚。その中でも各ゲストが自身の持ち味を存分に発揮したフレーズを聴かせる辺りはさすがの一言。】


▲BEYOND DAWN / Revelry

・盤質:A ノルウェー アヴァンギャルド・メタル’98年 2nd 輸入盤【どれかといえばゴシック・メタルが下地にある雰囲気でありつつ、生気薄めの脱力感溢れるダウナーな低音歌唱、低音リフ、妖しく響くゲストのトロンボーン、変拍子主体のリズムのどんよりした妖しいサウンド。Tr.3、Tr.4のように耽美さや儚さを感じさせる曲もあって一筋縄ではいなかい作品。演奏のテクニカルさよりも独特な雰囲気/世界観を醸し出すタイプのプログレッシヴ・メタル。】


▲JORDAN RUDESS / Feeding the Wheel

・盤質:A US DREAM THEATERのキーボーディスト’01年 4th 国内盤【Tr.1こそDREAM THEATERっぽいプログレ・メタル度高めの曲ですが、全体的にギターやドラムの音は控えめでヘヴィさも控えめ。Jordanのゴージャスでありつつメロディアスなキーボード・オーケストレーションやピアノ、超絶高速ソロがメインの内容です。リズムは基本変拍子ですが、変拍子に耳当たりの良いフレーズを乗せるセンスはさすが!】


▲ECHOES / Nature/Existence

・盤質:A ヴェネズエラ プログレッシヴ・ロック/メタル’10年 1st 輸入盤【トリプル・ギター編成でありながらも正式なヴォーカルがいないバンドで、その姿勢からも分かる通りのインスト重視の作品。数曲でゲスト・ヴォーカルが参加。変拍子やトリプル・ギターを活かしたヘヴィなリフによるテクニカルなインストがメイン。そして歌メロにしてもソロにしても泣きの強いメランコリックな叙情メロディもとても印象的な1枚。】


▲LORIEN / Children's Games

・盤質:C UK プログレッシヴ・ロック’94年 1st 国内盤【Tr.1こそ変拍子主体ですが基本はストレートなリズム、明るくも切なく叙情的な歌メロ、Jon Andersonをちょっと篭らせたような柔らかな声質のヴォーカル、ハードさは控えめでキラキラしたキーボードを前面に押し出した美しいサウンドでYES、GENESISなどを思わせるシンフォニック・ロック系のプログレッシヴ・ロック・サウンド。ギターとキーボードの速弾きやメロディアスな泣きのソロもGood。】


▲DREAMHUNTER / The Hunt Is On

・盤質:B イタリア ちょいテク・メロディック・メタル’06年 1st 輸入盤 【なんとな〜くプログレッシヴなイメージが湧きますが、実際のところはそういう要素はほぼ無い分かりやすいサウンド。英国HRからの影響を感じさせるような哀愁のメロディに、パワフルでキリッとしたクリア・ハイトーン・ヴォーカル、そして歌心のあるギター・ソロが素晴らしい作品。ところどころひねりのあるリズムもあり、ほんのりテクニカルなハード・ロック/メロディック・メタル。次作はテクニカル化します。】


▲DEPRESSION / Legions of the Sick

・盤質:C ギリシャ ちょいプログレッシヴ・メタル’04年 2nd 輸入盤【前作では気になったペラッペラの音質が大きく改善!さらに哀愁全開ながらも親しみやすくはなかった歌メロも随分と分かりやすくなりました。ただ曲が短くなって曲構成もシンプルになった結果テクニカル・メタル度は減退。テクニカルさはギター・ソロに現れるくらいです。叙情メロディック・メタルといった趣の作品。】


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